プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年07月31日

一円玉2枚とLR44

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シャッター羽根も絞り羽根と同様に組み込みます。

ユニットの外側を半時計周りに羽根を乗せていくと、重みで中心側が落ち込んでバラバラにばらけてしまうことがあります。

一円玉2枚とLR44を重ねると丁度ユニットと同じ位の厚みになり、それを真中において羽根を乗せるとやり易いです。
posted by masaty at 00:13| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

こんな物も修理工具として便利です。

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10枚もある絞り羽根を組み込むにはコツが必要です。
これは薄い板状の磁石です。
冷蔵庫にメモを挟んだりする為のものみたいです。
これを丸く切り取って・・・・・・

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裏から磁石を当て、羽根を一枚一枚重ねます。
羽根は磁石に引っ付くので、ばらけず作業がやり易いです。
一番最後まで組み込んだら、最初の1枚目から3番目くらいまでを持ち上げて、形を整えます。
とても便利な道具です。一度使ってみてください。
posted by masaty at 00:35| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

鉛筆の芯の粉

一度組み上げて作動を確認したところ、
絞りがやや引っ掛かり気味だったので、再度ばらしました。
カメラ修理に関する書籍に鉛筆の粉が役に立つ事を思い出しました。
実際やってみました。

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動きの悪い鍵穴に油は注さず、鉛筆の粉を入れると良くなるのと同じ原理ですね。
確かに動きがスムーズになりました。
posted by masaty at 19:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

アルコール漬け

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絞り羽根の形状を確認しておきます。

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絞り側のセクターなども固まっていたので、デジカメで撮影ののち分解。

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色々相談に乗っていただける近所の塗料屋さんで聞きました。メチルアルコールがカメラのメカ部分を掃除するのに一番良いそうです。
ばらしたパーツ、シャッター、絞り羽根すべてアルコールに漬けました。




posted by masaty at 22:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

ここまで分解・・・・・

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シャッター羽根を外しても、セクター(写真の真中のリング)の動きがぎこちないようです。
セクターリングを外す所までまで分解することにしました。
シンクロコンパーのM接点用の機構が複雑です。ここもデジカメでギャーの位置などを撮影しておきます。
こんな複雑なメカは、M級バルブを使う時代には必要だったのですね。
今では、ストロボのX接点しか使わないので不必要な構造です。

セクター部分が外れました。
押さえる板との間に錆がでています。
この錆が原因で動きが悪かったのでしょう。
金属磨きで錆を落としました。
posted by masaty at 00:15| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

絞り、シャッター連動機構の裏側

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ダイヤルを回すと
ビューレンズの上側窓に値を表示するためのギャーもうまく回転します。
この絞り値、シャッタ値にあわせて組み込んで行けばok。
だと思うんですが・・・
シャッターユニットを修理して組み込むときに、
もっと詳しく書こうと思います。
posted by masaty at 00:49| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

シャッターユニットの分解

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シャッターの羽根、絞り羽根ともに固着しているようです。
分解してみます。
シャッター羽根まで分解するには、数箇所螺子をはずし、そのたびごとに後の組み立てのためにデジカメで撮影しておくことが大事です。
posted by masaty at 23:59| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

レンズのカビ取りには、コレをつかっています。

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WEBの知り合いから聞きました。
ご覧の通り、クリアー!
カビには断然、カビキラーです。

ティッシュの切れ端に染み込ませて満遍なくなでる様に拭きます。
後、水拭きしてから綺麗にふき取ります。
ほとんど、カビが分からなくなりました。
色々なレンズを試しましたが、くもの巣状のカビでも結構綺麗になりますよ。
※カビだと思って拭いても取れない場合は、コーティングの劣化がほとんどみたいです。
posted by masaty at 22:11| 大阪 ☔| Comment(18) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

今日は、カメラ修理どころではありません・・・・・・

部屋の中でネズミが走ったのです。
夜中の1時過ぎ、妻が見つけ大騒ぎしました。
マンションの9階なのに・・・・
夜にベランダの草花に水をやるとき、網戸を開けたタイミングで入ってきたのか・・・
調べてみると、マンション高層階で見つかるネズミはクマネズミだそうだ。
尻尾が長く、2mもジャンプするし、ベランダの配水管を通って高層階まで一気に駆け上ってくるらしい。

夜中の3時過ぎまで探し回ったが、どこに隠れたのか捕獲失敗。
おかげでカメラ修理以上に寝不足。
今日は、親父にも相談し、ネズミ捕獲器を用意。

今夜捕獲作戦開始!

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これは、市販のネズミ捕り器。被害にあった蛸の干物を切り裂いてぶら下げた。

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これは、親父が昔勤めていた会社の小林さんと言う人が開発した捕獲方法を改良して出来上がったネズミ捕獲器。
これは、あらかじめ部屋の隅に数箇所設置しておき、ネズミと格闘して追いかけると、隠れ家と勘違いして自分からこの捕獲器に入り込むと言うことだ。
posted by masaty at 22:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

レンズにカビが・・・・・

テイクレンズ内部にカビが見られます。前玉をはずしてみます。
円形の銘板に口径の合いそうな筒があり、周りに両面テープを張りました。
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銘板に押し当て、グッ!と回転させると、
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ラッキーなことに簡単に外れました。この通り。

こんな簡単にいくのは稀で、大体は外れにくいです。

かに目回しなどでつめに引っ掛けて回してもいいのですが、スリップして、銘板を傷つけることがあります。
失敗して傷つけ、がっかりすることが何度もありましたよ。・・・
時々、この銘板に2箇所ドリルで穴が開いているのを見かけたことがあります。
なかなか外れなかったのでしょうね。
かに目まわしが滑らないくらいの穴を開け、思いっ切りねじったらやっと外れたのでしょう。

posted by masaty at 22:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

こんな所に穴が・・・・・・・

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同じ物が2台あると、1台は研究用になるのでとても助かりますね。

2台のうち、ボロボロの方から分解開始。

ビュー側のレンズが飛び出していて、引っ張ると外れてしまいました。
巻き上げは空回り、シャッターは切れず、張り皮があちこちはがれている。
テイク側のレンズはカビがあり、前群が簡単に外れる。・・・・・・

カメラの分解には、隠し螺子を探し当てるのに苦労する場合が多いです。
国産2眼レフは割合簡単で、前面の張り皮をはがすと螺子が出てきて、それを緩めるとレンズ周りの部分が外れ、分解を進めるとボディからシャッターユニットをはずすことが出来ます。

このカメラは、かなり分解に梃子摺った後がみられます。
国産と同様に、前の皮を剥し、螺子を外す。レンズ周り部分が外る・・・?ところが外れない。良く観察すると、
絞り、シャッタースピードダイヤル部分が引っ掛かっている様子。
レンズ周り部分の両サイドに穴を発見!
張り皮を剥がしても、ボンドがその穴を塞いでいました。
ドライバーで突き破ると、二つのダイヤルと繋がっている螺子がありました。
これを緩めると、ようやく前面が外れました。01010066.JPG



ファインダー部分は3箇所の螺子があり、簡単に外れます。
ハーフミラーが現れました。このミラーは綺麗に掃除されていました。
ミラーボックスからビュー側のレンズを外したのでしょう。
posted by masaty at 22:59| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

2台のZeiss Ikon イコフレックスUa

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先日手に入れた2台のイコフレックスです。

長女の友達が、銀塩写真に興味があると言うことで、ペンタックスSVをプレゼントしました。

以来彼女は写真の虜になり、白黒を写したいとフイルムを買ってきたのですが、まちがってブローニを買ってきました。

「このフイルムに合うカメラを貸して。」と言うことで、ビューティフレックスを貸したのです。

写真を見てびっくり。
デジタルでは味わうことのできない懐かしい感覚。

銀塩の正方形白黒写真を見て感動するのは、久しぶりだったのです。

と言うことで、急に2眼レフが欲しくなったわけです。

名機ローライフレックスと同じテッサーレンズ搭載で、どんな写真が撮れるか楽しみです。
とは言っても、2台ともにジャンクです。
修理が出来てからの話ですが・・・・・・・・・・

posted by masaty at 09:25| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | Zeiss Ikon イコフレックスUa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

交換部品を調達!

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事情を説明すると、部品を分けて頂けるとのことでした。
近所のナショナルのお店で取り寄せていただきました。

新品の輪ゴムは弾力があります。
10年経った古い輪ゴムは緩々であまり弾力がありません。

交換して組み上げると・・・・・・・

バッチり成功です。
動きました。空回りしません。やはりゴムベルト不良だったのです。
昔、テープ不良ラジカセをメーカー修理したときもやはりベルト交換でした。結構修理代が掛かりました。
ゴム製ベルトの劣化は避けられないようですね。
posted by masaty at 22:09| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外:ヘッドフォンステレオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

大雨の日に2時間もバイクに乗って釣りに・・・・・

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朝6時、雨だったら中止しようと言っていたが、雲の切れ間から青空も見えていたので決行。
芦屋まで約2時間。着いたとたんに大雨。・・・・・・
河童を着てやっていたが、この大雨では、体の中までビショビショになってしまった。
雨で挫けそうになったが、急にあたりが出始め、1時間ほどで夕食のおかず分位釣り上げた。
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これは、何でしょう。

答え:さより でした。
 それにしてもすごい雨でした。
雨の日のバイクはもう懲り懲りです。
posted by masaty at 21:44| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

モーターに掛かっているゴムベルトが劣化?

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こんな薄いモーターが回転するのですねぇ。すごい!
でも、今から10年も前の物です。今ならもっと凄いんだろう。

このモーターとプーリーに掛かっているゴムベルトがゆるゆるです。
モーターを指で回転させると、ゴムベルトがゆるい為テープを回転させるプーリーがスリップしています。
モーターを取り外し、ゴムベルトも取り外しました。
こんな細い輪ゴムどうしようか・・・・・・・・・・

ゴムと言うと、EOSの600番台、1000、100などのシャッターに使われているダンパーがゴム製で、保存状態によって差があるそうですが、10年から20年くらいで劣化すると言うことです。
修理に1万円くらい掛かるそうです。
高性能なカメラなどにこのような劣化する部品を使うのはいかがなものでしょうね。
劣化部品を使うなら、交換も簡単にできるように設計するべきだと思いますね。

この輪ゴムもそろそろ劣化する時期に差し掛かっているのでしょう。
このような部品も、簡単に交換できるように設計しておくべきです。
メーカーに交渉してみるか?
posted by masaty at 01:04| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外:ヘッドフォンステレオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

なんと、これがモーター?

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左上の丸い物がモーターのようです。すごくうすぺったいです。
基盤をはずすのに、半田付け部分の半田を吸い取る紐みたいな物を使います。
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半田ごてに巻くようにして当てると染み込むように吸い取られます。
電気関係の知り合いに聞いたのですが、もっとやり易いスポイドのような物もあるそうです。
モーター部分の7箇所の半田を取り除き、螺子を緩めると、簡単に基盤が外れました。
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posted by masaty at 00:43| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外:ヘッドフォンステレオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

パナソニックのヘッドフォンステレオのテープが回らない・・・・・

今となっては時代遅れになってしまったカセットウォークマンタイプのヘッドフォンステレオです。
テープが回らないと言うことで、親戚の人から頼まれました。

マサティも出たての頃のアイワと言うメーカーのステレオ録音できるタイプをもっていました。
ギターの演奏を録音するために買ったのです。
ところが、音が揺れてひどいものでした。
結局、カセットデンスケと言うポータブルで録音できるカセットデッキを使い、アイワはほとんど使わないままなくなってしまいました。
今思えば、あれは初期不良だったのかぁ。・・・・

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そのときから15年後、技術は進歩しました。
再生専用ですが、すごくコンパクト。
どこにモーターが在るのだろうか。
再生ボタンを押すと、モーターの回る音はするが、テープは回らない。
構造の研究のためにも分解を開始。
posted by masaty at 00:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外:ヘッドフォンステレオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

こんな感じ。サイズがぴったりでした。

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カット部分が歪ですが、今回はぴったりサイズでした。知り合いの専門家の話では、これをカナダバルサムで接着。
昔、理科の時間で鉱物の標本を作リましたね。
プレパラートとカバー硝子の間に標本をサンドイッチにして接着剤を流し込む。
この接着剤がバルサムです。色々探すのですがなかなか見つかりません。
PTAの時に知り合った光学会社の社長に聞くと、最近はバルサムを使わないそうです。光に当てると硬化する素材を今では使っていると言うことです。
「メッキをはがしたり、硝子を接着するとか、・・・一体何をしてるん?」
と聞かれたので、実はプリズムをこんな風にして・・・・・と事情を説明すると、「そんな手間なことせんでも、うちで蒸着やってあげるでぇ。」
と言うことで、ニコンFのアイレベル、フォトミックファインダーやミノルタXEや、SR-1・・・10個ほどまとめて蒸着してもらうことにしました。
PTAもやっといて良かったなぁ!と思いました。
posted by masaty at 00:21| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

表面鏡をカット!

メッキ側をセロテープで保護し、ガラス面側から断面が3角形のダイヤモンドやすりのエッジ部分で削りました。
ガラスに注意!
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削り込んでいくと断面がV字型になり、しばらくすると、パリッと亀裂が入りました。


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これで何とか使えそうです。・・・・・・・・・
やってみようと思われる方は、くれぐれもガラスに注意してくださいね。自己責任でお願いします
posted by masaty at 00:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

ミラーがきっちり収まりましたが・・・

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こういう具合でミラーとプリズムがうまく収まりそうです。

プリズムの上にはみ出した部分をカットして、貼りあわせばOK。なのですが、カットが難しい。

ガラス屋さんは、ダイヤモンドのメスで線をひいてその線通りにパキッとやりますよね。

まねをしようと、ダイヤモンドヤスリの先で線を引き、上から木槌でコンとやると、全然違うところがパキッといってしまいました・・・・

何か良い方法は無いでしょうかね?
posted by masaty at 00:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする