プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年09月30日

シャッターまでは調子よく組みあがったのですが・・・・・・。

レンズをカビキラーでカビ落とし。
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このレンズも蜘蛛の巣状態でした。
でも、ほんとに綺麗になります。


2枚の絞り羽根、土台もアルコールで洗浄。
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ビスを止める時、間にスペースを作るための座金を通すのを忘れないように組み上げます。
スムーズに動くことを確認します。
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シャッターユニットも組み上げ、シャッターがスムーズに切れるか確かめます。
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シーソーのようなレバーが上下に変化することによってシャッター速度が1/250と1/30に切り替わります。
正確に変化しているようです。

次に、露出計の断線していた箇所を半田付けしました。
セレンに光を当てて露出計の針の動きを見たのですが・・・・・・・
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これは蛍光灯に向けて、ASA100の状態です。
針がほとんど振れません。
まだどこかが断線かしているのか・・・・・・・
posted by masaty at 23:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

絞りユニットまで分解・・・・・

レンズユニットをさらに分解します。

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2枚のシャッター羽根が現れました。油が付着し、動きが粘っていました。
羽根とその周りの油を取り除き、綺麗に掃除します。


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レンズの後群もカビが発生しています。
レンズを外すと3個のビスが見えます。

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このビスは後で外すことにします。


レンズ前群を分解。
レンズ周囲のネームプレートに3箇所芋ネジがあり、緩めると外れます。

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レンズを外し、セレンが外れます。

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ピントリングを止めている3本のビスを外すと、絞りリングまで外れてしまいます。

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ここで裏返して先ほどの3本のビスを外すと、絞りユニットが外れます。
絞り羽根も油がまわっていました。

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posted by masaty at 00:08| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

セレンの劣化と言うよりも断線??

例によってトップカバーを外します。

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巻き戻しノブを外すときは、シャフトを止めているネジを緩めてからでないとネジを切ってしまいます。

アクセサリーシューにつながるコードの半田付けを外します。
これでトップが外れました。

オートが働いているか調べてみました。

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感度を最高にして、太陽光に向けても針が動きません。
明るさに全く反応しないので、セレンの劣化と言うよりも断線の可能性が高いようです。

さらに分解を進めます。
ファインダーのカビ取りの為にコードの束ねてある部分をほぐしました。
すると・・・・・・・、

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このコードの束はセレンとメーターとをつないで絶縁してある部分です。
やはり、思ったとおり断線でした。絶縁箇所の半田付けが外れています。
メーターが動かないはずです。

カビキラーでカビを落とし、レンズユニットを外すためボディの張り皮をめくり、レンズ周りのプレートを外します。


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裏側から4本のビスを外すと簡単に外れてしまいます。

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posted by masaty at 00:07| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

想い出のカメラ オリンパスペンEES−2

フリーマーケットで最近ジャンクをゲットしました。
オリンパスペンEES−2です。

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オリンパスペンEES−2は私が中学1年のときに貯金を叩いて買った想い出のカメラです。
購入動機は、次の年に開催される大阪万博を写真にして残そうと思ったからです。
しかし、そのカメラも万博終了後、ペンタックスSP購入資金になってしまいました・・・・・・。


あの頃は日本の経済も上り基調、万博は経済成長の象徴のような祭りでしたね。
日本企業のパビリオンには、今まで見たことの無いものが展示され、見る物すべてに感動したものです。
たとえば、電気通信館のワイヤレスフォン。


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線が繋がっていないのに電話がかかる。これが未来の電話か?っと驚きました。
今では携帯電話を当たり前のように使っています。

ちょっと変わった物にサンヨー館の人間洗濯機。

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水着を着たお姉さんがモデルになって入っていました。
おじさんたちは洗濯機よりもお姉さんを見ていたようですが・・・・。
自動で体を洗い、濯ぎ、乾燥までやってくれるそうです。
頭はどうするのだろう。潜ると洗えるだろうか・・・?と考えたのが懐かしいです。
これは実現しなかった商品ですね。
今でもサンヨーの会社に実物が展示されているそうです。

中学2年と言う多感な時代に大阪万博が開催されて、
経済成長、技術革新が進んでいく様子を万博を通じて体感できたのはとても幸運だったと思います。

話はよこみちにそれましたが、このペンEES-2はオートがまったく働きません。
マニュアルなら切れるかと思ったらシャッターの切れ方がぎこちないです。
レンズもカビだらけです。

明日からこのオリンパスペンをやってみようと思います。

posted by masaty at 00:26| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

『中古カメラゲット』に投稿・・・・・・

実はこのAPEX90は今から8年ほど前の修理記録です。

この再生カメラについて『中古カメラゲット』に投稿したら
採用されました。
以来、ますますジャンク収集癖はひどくなり、部屋中が大変な状態です。


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ジャンクカメラ収集は毎週、決まったカメラ屋さんのジャンクコーナー。
電気カメラのジャンクでもこのようにして実際使えるように修理できると、
ますます色々な種類を集めてしまうようになりました。
今では、この種のカメラは全く人気がありませんが・・・・・・・。

機械式カメラででは、
当時、ペンタックスSVのシャッター幕不良を手がけていました。
ゴムびきの布地が見つからず、黒ゴムの接着剤を布地に塗りこんで作ったり、苦労しました。
幕を張り替え、シャッタが切れるようになると、すごく感動したものです。

今では、手軽にやるなら暗室用の暗幕を使います。
当時の技術はまだまだ未熟だったようです。

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posted by masaty at 00:10| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

APEX90は不良基盤をそのまま繋いで再生

このミノルタAPEX90は不良基盤をそのまま繋いで再生。


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まず、シャッターユニットから伸びるプリント基板をレンズの中から外側に外します。
本体に繋がる部分に穴を開けます。

長く伸びた基盤をボディの穴に通して、本体に繋ぎます。

亀裂の入った箇所は折り曲げたまま動かないように接着して半田付けします。

レンズの繰り出しにあわせて基盤の伸び縮み具合を見ると、・・・・・・

露出したプリント基板の長さに余裕があり、レンズの繰り出し、格納は問題ありません。

ただこのまま使うと指に引っ掛かりそうです。

そこで、レンズの際からボディにかけて基盤を大き目に折りたたみました。

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レンズの伸び縮みにあわせて蛇腹式に伸び縮みするようになりました。
スイッチを切ったときにこの蛇腹が見えないようにするため、フイルムケースを改造して貼り付けました。

写真のレンズ下にある突起部分は蛇腹に折った基盤を収納する箱なのです。

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posted by masaty at 00:17| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

フレキシブル基盤に亀裂が・・・・・

安心して分解を進めます。

レンズブロック、ストロボ部分、・・・と、
ユニットになって外れていきます。
レンズブロックをさらに分解すると、

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シャッターユニットからフレキシブルプリント基板が長く伸びていて、
良く見ると折れ曲がった部分に亀裂が入っています。
折れ曲がった部分と言うのは常に曲がったり伸びたりするので接続不可能です。

そんな基盤を半田で繋ぎ、稼動部分をずらして取り付けたりもしました。
でもやはり2〜3ミリずらしただけではどうしても動いてしまい、すぐ断裂。
こうなったら新品部品と取り替えるしか方法はありません。

メーカーもなかなか部品だけと言うのは分けてくれません。
でも、A社はなんとか交渉して今回限り、と言うことで売っていただきました。
フレキシブルプリント基板。簡単な物です。

交換するだけですから、不良基盤の半田を外して入れ替えるだけです。

posted by masaty at 00:39| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

危険!! コンデンサーに感電!スパーク!の連続・・・・・・・。

カバーを外してみると、カメラはもはや電気製品かと思えるほど、プリント基板、配線、電子部品だらけです。
その中に、ファインダー、レンズが埋もれた状態です。
どこから手をつけて行けば良いのか・・・・・・・。
ねじが締まっているところをゆるめ、半田ごてを使い、配線をはずします。

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凶器にもなり得る危険なコンデンサー
そして・・・・ストロボ付近の基盤を触っていたときに、指先から強烈な電流が体に流れ込むのを感じました。
そのとき、反射的にカメラを投げ飛ばしていました。
説明書に分解禁止、感電注意と記してあるのはこういう訳です。
ふつうはこれで懲りてやめてしまうはずですが・・・・・・。

コンデンサーと言うのは、電気をためるものとは知っていましたが、
これほどすごい電気がたまっているとは知りませんでした・・・・・。

ドライバーでショートさせたこともあるのです。
「バーーーーーーン」
一瞬、家族の者は、何が起こったのかと慌てふためいていました。
発砲事件があったのか?とも言っていました。
コンデンサーは、爆弾のような物なのですね。
凶器になりそう・・・・・・・・・。

何回か感電や、スパークを経験しましたが、今のところ怪我もなく無事生きいます。
しかし、本当に危険で、指を飛ばしたり、腕が動かなくなった話を聞いたことがあります。
くれぐれもご注意を。
分解には、まずコンデンサーの電気を空っぽにしてから行なうこと。
ショートさせると一瞬で放電しますが「パーーーン」になるので、
間に抵抗を入れてやります。すると、ショートさせた瞬間、「ホワァーーー」っと煙が・・・・・・・。
抵抗が火傷しそうなくらい熱くなりました・・・・・。
こんなので良いのか解りませんが、とりあえず放電してしまいます。

明日に続きます。


posted by masaty at 00:35| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

このカメラ、ミノルタAPEX90 です・・・・・。


ちょっと一服です・・・・・・・・・・・。

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このカメラ、ミノルタAPEX90 です。レンズの下に異様な物がくっついています。
内容は、また後で説明しますが、
私にとって、このAPEX90は記念すべきカメラなのです・・・・・・・。

ズームコンパクトカメラのズームレンズはシャッターとボディを連結するのにフレキシブル基盤を使っています。
レンズが出たり入ったりするときに、基盤が曲がったり伸びたりします。
使用しているうちに、折れ曲がってしまう箇所が亀裂。
ズームは出来るが、シャッターが切れない。
ズームがおかしいという症状がでます。

ジャンクのズームコンパクトはほとんどこれが原因です。

8年ほど前の話です。
当時、ジャンクワゴンにはズームコンパクトがそろそろ出始めていた頃です。
ペンタックスズーム105は結構目立っていました。

何時だったか、朝の番組でコンパクトカメラ修理名人が出演され、修理方法を説明していました。
どういう方法かというと、すごくいい加減。
スイッチを入れ、モーターが動くと同時に壁にぶつけて、はい、直った。と言ってました。
確かに動いていたようでしたが・・・・・・・・。


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そんなことで興味本位でペンタックスを1台購入。
電池をいれてスイッチを入れ、壁にぶつけ・・・・・・直りませんでした。
基盤切れを起こしているのに直るはずはありませんよね。


でもたまに衝撃で動き出す物もありますね。
単焦点カメラや、落下などによる衝撃でレンズの繰り出しが歪んだものなど。運がよければ
壁にぶつけて直ることがあります。

その頃、コンデンサーの恐ろしさをまだ経験していませんでした・・・・・・・。
基盤不良などの不良原因がわからないまま、適当に分解。

明日に続きます。




posted by masaty at 00:44| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

Lマウントファミリーです。

部品が余ることなく、無事完成です。
やはりライカは良いですね。
巻き上げの感触、シャッター音、ボディの触感、・・・・・・
それに加えて、ファインダーの見え具合もバッチリです。

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Lマウントファミリーです。

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今回のライカVFにスーパーロッコールの梅鉢レンズを付けています。
案外、良く似合っていますね。

日本のレオタックスは結構良いつくりです。
ライカに良く似ていますがサイズがやや大きめです。

ミノルタ35は独自の形をしています。
シャッター機構もライカと随分違う構造です。
カメラをやめてしまったミノルタも、こんなすばらしいカメラを作っていたのですね・・・・・。

中国の上海もボディの仕上げが綺麗です。特にエッジ部分はライカと変わりません。
内部のシャッター部分はライカのコピーですが、見えない部分は手が抜かれています。
ドラムの作りが雑でしたが、シャッターの作動部分はしっかりしています。


ゾルキーはライカと同じ形ですがザリアーは距離計がありません。ともにスローが付いていません。
ボディも内部も仕上げがイマイチです。
しかし、シャッター部分は上海と同じようにしっかりと動きます。

近いうちにLマウントファミリーの使い心地をレポートしてみようと思います。

posted by masaty at 00:01| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

ファインダーの調整です

ファインダーの調整です。
新しいハーフミラーが入り、とても気持ちがいいです。
レンズマウントを取り付け、レンズを装着し無限大にします。

ハーフミラーブロックを外してしまっているので、ファインダーのトップのねじ3箇所を
ファインダーを覗きながらこの調整範囲内に収まるように締めつけていきます。
ここも結構大変です。目が疲れてしまいます・・・・・・・・。
この3箇所のねじはブロックをとめる物ですが閉め具合で随分狂うのです。

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通常距離計の調整は、2箇所でやります。

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1箇所目は、ファインダの向かって左の小さいフィルターのような物を回すと上下のズレが調整できます。
このフィルターのような物は偏角プリズムになっていて覗きながらグルグル回すと像が上下に動いて見えます。

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2箇所目は、真ん中のファインダーの右下に穴があります。
そこに細いドライバーをつっこみ、左右に回すと左右のズレが調整できます。

明日は、最終仕上げです。



posted by masaty at 00:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

シャッタースピードの調整ですが・・・・・・。

遮光板を取り付け、マウント部分の前板を取り付けます。

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だいぶん元の形近づいてきました。
次にシャッターのテンションです。
私の場合、後幕のテンションから始めます。
シャッタースピードを1秒にあわせ、シャッターを切りながら1秒の長さで切れるように上げていきます。
1秒の感覚は、他のカメラの1秒を何度も切っているとつかめる様になりました。

次に先幕を調整します。
シャッタースピードを1000分の1にあわせ、テンションを調整します。
シャッターを切りながら上げていくと、スリットが開き始めます。
蛍光灯などにかざしてシャッターを切った時に、明るさのムラがなければ、大体ok のようです。
その後、テレビにかざして各スピードをきってみて、スリットの幅が変わるのを確認します。

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シャッタースピード測定器は使っていませんが、こんな感じの調整でも
最近の性能の良いネガフィルムならば全く問題ないようです。
posted by masaty at 00:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

シャッター部分が完成!!

ファインダーの調整はマウントを取り付けてからにして、シャッター部分に戻ります。
後幕が戻った状態でガバナーレバーを押さえるボッチの付いたギャーの位置が漸く決まりました。
此処まで来るのに、何回か底を外してギャーをずらし・・・・を繰り返しました。

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ファインダーを外しておけば、上からドライバーを突っ込んでギャーのねじを外せるようですが、ファインダーは底を外した状態で無いと外せません・・・・。

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ガバナーをアルコール漬けにして汚れを取り、軸受け部分に注油します。
レンズシャッターの場合でもスローが途中で止まったり、
ぎこちない場合はほとんど、洗浄して注油すれば直ってしまいます。

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シャッターチャージのカムを取り付け、ガバナーを取り付け、後幕先幕のテンションをあげて行きます。
巻き上げてシャッターを押すと、動き始めました。
次は、テンションの調整です。
posted by masaty at 00:38| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

ハーフミラーが仕上がってきました.

ハーフミラーが仕上がってきました。

透過率が50%×50%
上が不良品、下が新品です。

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サイズについては、大きいとまた削らないといけなくなるので
オリジナル品の寸法より大きくならないように指示しました。

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本当にぴったり。接着剤がはみ出さないように固定します。


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クリアーなハーフミラーです。
結構コストが掛かりました。仕方ありませんが・・・・・・・。


posted by masaty at 00:25| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

後幕もやっと貼り付けました・・・・・

後幕を貼り付けるのですが、やはり思ったとおりずれてしまいました。
シャッター幕の位置は、妥協が許されない部分です。
めんどくさくなりますが、ドラムのばねを緩め、底を外し、貼り直しを繰り返します。

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今回は3回目でやっと決まりました。
しかし、これで終わりではありません。
まだ底部分は仮止め状態です。
後幕軸に付いているギャーが左側のギャーと繋がっています。
このギャーに、ガバナーの緩速を解除するためのイボが付いています。
後幕が戻ったときにこのイボが一番左側に来るように調整しないといけないんです。

後幕が戻った状態で細いドラムを固定し、せっかく嵌っている底をまた少し浮かす感じで外し、ドラムのギャーとイボつきのギャーとの位置を合わせて・・・・・・・・・。言葉で表現すると簡単なようですが、
実際、とても厄介な箇所です。
何度もやり直しました・・・・・・・・・・。

posted by masaty at 00:51| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

まず、先幕を貼り付けます・・・・・。

先幕を最初に貼り付けます。
リボンはそのまま使うので、元々付けてあった場所にキッチリ貼り付けます。
幕もスプリングの入った細い巻き取りドラムに貼り付けます。


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この先幕を基準に後幕を貼り付けるのですが・・・・・

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一発で後幕の位置が決まることはまず難しいです。

私の場合、両面テープを貼り付けて、位置決めのため何度でも剥がしたり貼り付けたりできるようにします。
今のところ、このようにするのが一番やり易いです。
posted by masaty at 00:04| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

新しい幕をドラムに貼り付けるのですが・・・・・・

シャッター幕が出来上がりました。

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ドラムに付着していた劣化幕をきれいに落としました。
幕を巻きつける2本のスプリングドラムは底側に付いたまま外れています。

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ボディ本体は、少ない部品ですごくコンパクトです。
これでシャッターが正確に作動するなんてびっくりです。

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ミシン目の部分を黒ゴムを塗って遮光します。
この後、幕をドラムに貼り付ける作業ですが、とても面倒です。
明日から大変・・・・・。
posted by masaty at 00:10| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

ミシンも登場です・・・・・

シャッター幕について。
以前、ハンズで売っていたのを使っていました。

かなり高かったので、ほかに何かないだろうか。
私の本職は繊維関係なのでいろいろ探してみましたが・・・・。

でも、平織りの薄いポリエステルの生地にゴム引きしたものを別注する他ありません。一反の生地を作ったとしたら、置く場所がありませんし・・・・・。

そのとき、ネットで検索していたら、小口で幕やリボンを販売しているサイトをみつけ、早速購入しました。ハンズの半値以下でしかも高品質。今は、この素材を使っています。

ライカの幕は竿に挟んでミシンで縫いつけています。
ミシン穴には遮光のために何か塗りつけられています。

同様のやり方で仕上げてみます。
幕を寸法どおりにカットし、接着剤で竿挟んで接着します。

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乾いてからミシン掛けします。

幕に穴があくので針は一番細い9番を使い、糸は太目の60番手ポリエステルスパンを使いました。
posted by masaty at 00:32| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

シャッター幕を新しい幕に交換します。

ハーフミラーは高価な物だそうです・・・・・。

例の光学会社社長に聞いたところ、透過率も色々に指定できて、一窯10万円掛かるということです。
一個の窯に、一回の蒸着が10万円。
だから、ライカのハーフミラー一個だけやってもらっても10万円。

市販されているもので3000円。だから割合高価な物なのですね・・・・・・。

無理をお願いして造ってもらうことにしました。

日にちが掛かるので先にシャッター幕の交換をします。

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巻き取り側の細いドラムから幕、リボンをはずしました。
幕はボロボロですが、 リボンはしっかりしていました。
先幕リボンをそのまま生かすことによって、交換後の先幕は狂うことなく取り付けられます。
ドラムに巻きつけてある後幕は、ぼろぼろになっていて正確な長さが測れませんでした。
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大体の長さを測って作ることにします。
これまた、大変な作業になりそうです・・・・・・・・・。
posted by masaty at 00:21| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

とりあえず、ハーフミラーを取り外しました・・・・。

横の蓋をはずすとこんな感じ。
ハーフミラー部分の拡大です。
何か透明感がないような曇っている感じです。

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もう少し分解を進めます。

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ユニットがスッポリと外れました。
ハーフミラーがしっかりとはまっています。
割り箸を使って、割らないように慎重に押さえながらはずしました。

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ハーフミラーが外れました。大きさが7.8×9.5。
かざして見るのですが、やはり反射がありません。

後日、プリズム蒸着でお世話になった知り合いの社長に相談することにします。
posted by masaty at 00:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカVf | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする