プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年10月31日

羽根が油で固着・・・・・

長時間機械を作動しないと油が固着して動かなくなるのですね。
玉には出してきて動かしてやらなければなりません。

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油が回って羽根が完全にひっついています。
また、周辺にも油がまわっています。

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羽根、ガバナー、セルフタイマー、シャッターを開閉させるリング全てばらします。
羽根は組み立てる時にために取り付ける順番を記録します。

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ガバナー、セルフタイマーなど汚れを落とすため、全てアルコール漬けにしました。

posted by masaty at 00:08| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

シャッター羽根まで分解を進めます。

スローガバナーやセルフタイマー、シンクロと精密な機械が見えてきました。

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ここからの分解は複雑そうに見えますが、ガバナー、セルフとユニットごとに外れます。ユニットはくれぐれもばらさない様に。
これを分解すると大変な事になってしまいます。
未熟だった頃、知らずにバラバラにして組み立てられなくなった事があります。

さて、シャッターユニットまで外れたら、
次に絞り環をはずします。
矢印の3本のビスをはずすと外れます。
ビスの種類と位置を確認しておきます。

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絞り環のクリック用のスチール玉を無くさないように。


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最後に、シャッター羽根が嵌っている部分を外します。
裏から写真の矢印5箇所を外します。
巻き上げレバーもはずします。


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posted by masaty at 00:40| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

シャッターメカが見えてきました。

ラジオペンチのカニ目回しは頑丈でスリップする事は殆んどありません。
傷を付けることなく綺麗に外れました。

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これでシャッターユニットが外れます。
絞りの羽根はかなり綺麗です。
絞りレバーを動かすとスムーズに作動します。
油はまわっていません。

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次にレンズの前面から分解します。
フィルタ枠にセレンの集光レンズを押さえているリングがあり、これも改造ラジオペンチではずします。

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レンズをはずし、シャッタースピードを変化させるプレートを押さえているリングネジをはずすと、いよいよシャッターメカが見えてきました。

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posted by masaty at 00:11| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

カニ目回しは、ラジオペンチの先を加工・・・・・

分解をサボっていると訳が解らなくなるので
なるべく中断しないように頑張ります。

後群のレンズを外し、

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続いてシャッターユニットを止めているリングを外します。

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こういったリングを外すためにラジオペンチを
このように加工しました。


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100円ショップのラジオペンチです。
ダイヤモンドやすりで先を細く削ります。
先の形状をはずすリングに合わせて何種類か作っておくと便利です。
posted by masaty at 00:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

先日の液晶モニター  良い買い物でした!!

先日衝動買いしたモニターは、DFP20という形状の接続端子です。
最近のパソコンには接続できないそうです。
買ったところに聞くと、接続できない為返品になった商品だという事・・・・。
道理で安かった訳です。

これは失敗と思っていたのですが、
最近、知人から譲っていただいたパソコンにDVIの端子が付いています。
ネットで色々調べてみると、

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DVI24ピン→MDR20ピン(DFP)変換アダプタ

という物が有ります。
今日は、無理やり日本橋方面に仕事をつくり、パソコンパーツショップへ直行。
ありました。この変換アダプター。
日本製の1/5ほどの値段で中国製のものを購入。
さて、いよいよ接続です。

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果たして、きっちりと端子がはまるのか・・・・・・。
ドキドキしながら接続完了。
しっかりとはまりました。

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電源を入れると、
モニターが・・・・・映りました!!
ドットの欠けも無くとても綺麗な画像です。

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安くて良い買い物でした。
posted by masaty at 00:35| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月26日

部品取り用の部品もイマイチですが・・・・・

ファインダーのハーフミラーを調べてみると、
かなりの腐食です。

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そっとふき取るとやはりメッキごと剥がれてしまいました。
これでは使い物になりません・・・・・・・。

部品取り用を見てみると、ハーフミラーにこすった痕があります。


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スッキリした部品ではありませんが・・・・・・・、
曇りを拭いてもメッキは剥がれなかったので、これを使う事にします。


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レンズ部分を外します。

裏側です。
ボディの露出計に連動するレバーがシャッタースピードに応じて矢印のように動きます。(感度はASA100の状態です。)


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感度はASA100の状態にセットして、上が1秒、下が1/500の位置です。確認後、このレバーを外します。
セレンからとシンクロの各リード線を外します。
posted by masaty at 00:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

リサイクルショップで衝動買い・・・・・・

今日は、カメラ修理はちょっと休憩です。

昨日、仕事の帰りにリサイクルショップに立ち寄り、

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この3点で合計3500円也。安い!

ミノルタアルファー7000なんか、ボディも綺麗でケースと標準形ズーム付き。完動品です。

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オートフォーカスが初代の物なのでかったるいですが、
実用ではまだまだ使えそうです。
マサティの結婚式で、友人がこのカメラで撮影してくれました。

ペンタックス用接写リング。

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標準レンズでかなりの接写が出来ます。

富士通の液晶モニター
これは失敗!
コネクターが
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こんな形です。

昔のNECが使っていたものと同じ様です。






posted by masaty at 00:26| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

分解痕が・・・・・・・

トップカバーをはずし、貼り皮をはがすと・・・・・

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何と、最初の貼り皮をはがした痕と剥がれなかった残りが張り付いてました。
はがすのに相当苦労されたのでしょう。

ファインダー部ですが
接眼レンズはカビだらけで、ハーフミラーにかなりの腐食が見られます。
ファインダーのマシな部品取り専用のジャンクが有るので、今回はニコイチで進めて行こうと思います。



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posted by masaty at 00:03| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

ジャンク箱にゴロゴロ転がっているかわいそうなカメラなのです・・・・・

キャノネットです。

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キャノンが初めて作ったレンズシャッターカメラだそうです。
巻き上げレバーが底に付いていてとても変っています。
レンズはF1.9と凄く明るく、良く写りそうです。

マサティの家にも新品のキャノネットがありました。
銀色に輝く化粧箱に入った新品のキャノネットです。
小学校のころチラッと見ただけで、タンスの奥に仕舞い込まれていました。
このキャノネット、親父が勤続○○年記念という事で頂いた物です。
当時、プリモフレックスという2眼レフを愛用していたので、
大事にタンスの中へ仕舞い込み、使うのを忘れてしまったのです・・・・・。
7,8年後千里で万博が開催され、親父は思い出したかのようにタンスからキャノネットを取り出し、初めて万博の時に使用しました。
ところが、暫く使わないままだったのでシャッターが不調であまり写っていませんでした。
でも写った写真は、ペンEES2に比べて
とても綺麗な写真だった事を覚えています。
そのキャノネットは、マサティが未熟だった頃、バラバラに分解し、その残骸が今でもジャンクパーツ箱に眠っています。
その頃から、機械式カメラの内部に興味を持つようになり、分解するクセがついてしまったのです・・・・・・・・・・・。
posted by masaty at 00:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キャノネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

再び組みなおして完成です。

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ヘリコイド部分は、グリスが溶けている様子がありません。
マウント部分を分解した時に油が染み出ていたり、
絞りカムのレバーも油まみれだったり。
これが原因で絞り羽根にしみ込んだ事から、
ふーせんさんが仰っていたように、私も前所有者の方が油を差したように思います。

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シャッターを切ると、瞬時に絞りが絞り込まれ、再び開放になります。

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これで完成です。

2006年10月21日

何処から油が染み込んだのか・・・・・・?

絞りにかなりの油が回っていました。
アルコール漬けにして完全に油を取ります。
また、本体側もしっかりとアルコールでふき取ります。
絞り羽根を組み込みます。

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作動具合を確認し、完了。
と言うはずだったのですが・・・・・・。


再び油が回ってきました。
良く調べてみると、
絞りのカムに連動するレバーに油分が残っていました。
絞りのカムを作動させると油が伝わって再び絞りのユニットに染み込んでしまったようです。

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2006年10月20日

絞り羽根が油まみれ・・・・・

スプリングは掛かったままでした。
テンションが掛かっているため、分解につれてジンワリと絞りが閉じました。油が回っているようです。

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さらに、スプリングをはずし、絞りユニットが出てきました。

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絞り羽根をアルコールにつけ、ユニットの油も綺麗に落とします。

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2006年10月19日

マウント部分が油まみれです・・・・・・

パソコンが直るなんて思ってもいませんでした。
今まで、メカ的な故障の電化製品は直しましたが、
電子部品の交換を必要とする故障品を自分で直したものはありません。
このパソコンが初めてです。

気を良くしたところで、

マイクロニッコールの続きです。

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マウント部分ビスをはずします。

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油がかなりベトついています。

この油が絞りに廻ったのだろうか・・・・・・。

絞りリングに付いている2本のビスをはずし、
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さらに、奥の3本のビスをはずすと、

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レンズ部分がすっぽりと外れました。

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2006年10月18日

半分諦めていたのですが・・・直ったのです!

21個も不良だったので、他のICなどもおかしくなっているだろう・・・・。と、殆んど諦めながらの修理でした。

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こんな風に、液漏れが数箇所ありました。
流れた液が他のパーツを侵していなかったのでしょう。
ラッキーでした。

半田付けが終わったマザーボードです。

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カメラ修理の半田付けよりも割合簡単です。
試運転してみると、

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システムが立ち上がり、
ハードディスクのデータの破損も無く、全く正常です。

パソコンの故障も、こういうコンデンサ不良の場合は交換で簡単に直るようです。
posted by masaty at 00:28| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン マザーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

日本製コンデンサすべて揃いました。

電気の街、日本橋。最近はマニア向けのお店が多く、電気屋さんの数が減っています。
でも、昔からの電子パーツ専門店が残っています。
そこで、全てのコンデンサーが揃いました。
一個に付き60円前後でした。


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全て日本製の安心できる物です。
105℃ 6、3V 1000μF、1500μF、2000μF

この低圧コンデンサーは『パソコンのマザーボード修理用に・・・』というPOPが貼られていました。
結構、修理されるひとが多いのでしょうね。

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明日は取り付けです。


posted by masaty at 00:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン マザーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

21個もコンデンサー不良!!

不良のコンデンサーを調べてみると、
3種類で21個もあるのです。

取り付けてあったコンデンサの種類と場所を記録し、
全部取り外しました。

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全て同じメーカーのもののようです。
台湾製の粗悪品という事らしいです・・・・・・・・。

明日、良品の日本製コンデンサーを探しに行きます。
posted by masaty at 00:21| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | パソコン マザーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月15日

やはり、コンデンサーが不良か・・・・・?

マザーボードのコンデンサーを良く観察すると、なにやらてっぺんが盛り上がった物が多いです。
また、その盛り上がったところから粉のようなものが吹き出ている物も有ります。
2本足の下から液漏れを起こしているものもあります。

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全部のコンデンサーがおかしいのでは・・・・・・?
かなり重症です・・・・・・・。
posted by masaty at 00:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン マザーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

パソコンが潰れた・・・・・・。

突然、パソコンがウンともスンとも言わなくなったのです。
今回は、急遽会社のノートパソコンでの投稿です。
ニッコールレンズの分解どころではありません。
延期です。

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4年ほど前、わりと有名なパソコンショップで買いました。
メーカーは、台湾とかどこかの寄せ集めで出来た物のようです。
牛丼とか言う名前で、グレードが上がるにつれて汁ダクになったり、
大盛り、特盛り・・・などありました。
これは、一番安い並盛りだったと思います。

そういえば、最近フリーズしたり再起動になったり・・・・、
不調でしたが、そのまま使っていました。

保証の切れた電化製品は、故障したら大抵分解します。
例によって天板をはずし、中を観察します。


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ユニットごとに簡単にバラけてしまいます。
配線はデジカメで記録します。
接触不良かと思い、接点を掃除し再接続しました。
電源を入れたのですが、やはり同じ症状・・・・・・・・。
posted by masaty at 00:26| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | パソコン マザーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

絞りの閉じないマイクロニッコール 55mm f2.8

このレンズは随分前に手に入れ、ずっとほったらかしでした。
いつか手直ししようと思い、しまってあったものです。
レンズはかびも無く綺麗です。


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シャッターを切ったときに、
絞り込まれるはずの絞りがいつも開放です。
レンズを外して、裏側から絞り込みレバーを調べると、なんか変です。
スプリングが外れているような感じもします。
絞り羽根が全く出てきません。


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明日から、このレンズの分解です。

2006年10月12日

ピント調整にはこのような物を使います。

外したレンズを元に戻したとき、ピント調整が必要です。
そこで、

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ルーペの対物側の枠に一眼レフのピンとグラスを貼り付けてあります。

このピントグラスには、中心にスプリットイメージやマイクロプリズム付きのほうが
正確に調整できます。

これをフイルムのガイドレールにキッチリのせます。
シャッターはTに、絞りは開放にします。

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カメラを無限大方向にむけます。
ルーペを覗き、取り付けたレンズを回して無限大にピントが来る位置を決めます。

ピントリングを無限大で固定します。

この改造ペンS-Uはバルブが出来るので、確実なピントあわせがやりやすいです。
posted by masaty at 00:16| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする