プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2008年08月30日

ライカは仕上げが美しい

ゴールドライカが仕上がり、
次は一緒に並べてあったライカVa。

VaはDVに1/1000が組み込まれ、
DVはDUにスローシャッターが組み込まれたモデルです。
ゴールドライカはDUをモデルにしたと言われていますね。

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正真正銘のライカ。
文字の形が整っています。
https://masaty.up.seesaa.net/image/IMG_3312.jpg
偽物は偽物らしく歪が見られます。

フェド、ゾルキーに比べ、本家ライカはエッジ部分の仕上げが美しいです。

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ファインダー窓の額縁の仕上げが丁寧です。偽ライカはフェド、ゾルキーと同じように窓が小さく、簡素化仕上げです。

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シャッターダイヤル回りの丸み部分が斜めにカットされた仕上げが美しい!

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ライカの部品を一つ一つ見てみると、
偽物には見られない精密で美しい仕上がり具合。
職人気質が感じられますね。


posted by masaty at 23:45| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ライカ Va | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

逆回転を防ぐスプリング

巻き上げノブの回転が最初からおかしかったのですが、
スプリングが巻き上げシャフトの溝にきっちりと納まっていませんでした。

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S字の部分は本体にネジ止めされます。
シャフトの溝にスプリングがキッチリ嵌っている様子です。

この巻上げシャフトは、巻きついているバネが緩む時計回りの方向には回転します。
ところが反時計回りでは、バネが締め付けられ、回転しません。

このスプリングは逆回転を防ぐための大事な部品です。
巻き上げ途中でノブを放しても、
ノブが逆戻りしないようにできています。

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遮光板を取り付けます。
完成までもう一息です。
posted by masaty at 23:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

朝晩が、涼しくなりました。

やっと朝晩も涼しくなってきました。
カメラ修理のような集中する作業をすると汗をかく体質なのです。

レンズシャッターの修理中に汗を落としてしまい、
全部やり直した苦い経験があります。

真夏には涼しいリビングでやるようにしたいのですが……。

さて、ゴールドライカの幕もしっかり貼りついたようです。
本体に取り付け、バルブにして作動の様子を見てみます。

巻き上げた状態です。
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シャッターを切って先幕が走り、後幕が止まっています。
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シャッターボタンを上げて後幕が走ります。
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高速側も開いていて、調子が良さそうです。
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スリットの重なり具合は良好です。


posted by masaty at 09:44| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

夏休み

10日ぶりです。
仕事もカメラ修理も忘れ、夏休みしてきました。
3年ぶりの信州旅行です。
大阪では熱帯夜続きでしたが、本当に涼しかったです。
秋の気配を感じました。

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安曇野にて。
天気は曇り。最高気温21度。

旅先でリサイクルショップ発見。
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ジャンクカメラはなかなか見つかりませんね。
カメラ以外のものが最近増えつつあります……。
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posted by masaty at 00:06| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月14日

今度は先幕の位置決め

幕の貼り付けは慎重な作業です。
時間がかかります。

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巻き上げた状態の位置です。
スリット竿が、この辺りに来るように幕を貼り付けます。

再びドラムを外して、今度は先幕の貼り付ける位置を決めます。

巻き上げると後幕ドラムが駆動し、後幕ピンとともに先幕ドラムが回転。

ゾルキー3Mの時と全く同じです。
http://masaty.seesaa.net/archives/20070813-1.html

巻き上げた時。
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シャッターを切った時。
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スリットの竿同士の重なりを考えてか、ドラムの直径が違います。
そのため、先幕、後幕の移動量が違います
。巻き上げると先幕、後幕の重なりがだんだん増えていきます。
この重なりが大きすぎると、最高速でスリットが開かなくなります。

ここも時間を掛けて調整する事になります。

posted by masaty at 23:27| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月12日

シャッター幕をドラムに取り付けるコツ

シャッター幕のドラムへの貼り付け作業。
ここが一番難しいところです。

何度かやっているうちにコツが掴めます。

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最初に後幕の位置を決めです。
写真のようにボディは輪ゴムで仮止め。
巻き上げた状態にして、
後幕のスリット竿の位置が最適な場所に来るようにします。

幕には何度でも剥がせるように両面テープを貼り、
きっちりと位置が決まれば接着剤で固定します。
posted by masaty at 10:16| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

シャッター幕製作

幕はゴムが硬くなってカチカチになっていました。
リボンも切れてしまって再利用できません。
竿はさび、曲がりも無く、そのまま使えます。

ゴム挽きの布から切り出し、竿に貼り付けます。
ボンドが乾いてからミシンで補強。

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細い針、太い糸を使いますが、ミシン穴ができてしまうので
遮光用の黒ゴム剤を塗りこんでおきます。リボンも竿に止め、
縫いつけて補強。これで幕が完成です。

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posted by masaty at 23:49| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

距離計調整ネジが歪んでいる……

調整ネジの先が溝の外側へ落ちてしまうと、
コロ付きのアームがすごく重くなります。
強引に押し込んだために、
調整ネジが歪んでしまったのでしょうか……。

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プリズムアームに対して歪んでいるのが判るでしょうか。
外側に曲がっているようです。
直角になるように歪みをまっすぐに修正します。

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コロ付きのアームを押し込んでも、
調整ネジの先が支点カムの溝から脱線しなくなりました。
引っ掛かりがなくなり、
これでレンズを取り付け、ピントリングを回転させても安心です。



posted by masaty at 22:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

距離計内部も分解

距離計の向かって左側の蓋は接着剤で固定されていて、簡単に外れました。
こんな感じで、中身が出てきます。
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調整ネジが見えます。

この調整ネジの先がアームの支点カムの溝に嵌り、カムを回転させるわけです。
ところが、写真のように調整ネジの先が溝からずれていると、
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アームの先を押し込んで支点のカムが回転すると、調整ネジの先が溝の外側へ落ちてしまいます。
落ちる時に引っ掛かりを感じます。


posted by masaty at 22:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

距離計の分解

最初に気になっていたのですが、
距離計のアームが硬く、強く押し込むと何か引っ掛かりがあります。

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最初はグリス切れかと思ったのですが、どうも違うみたい……。
アームを外し、分解。
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アームの支点はカムになっていて、溝が掘られています。
このカムの回転がファインダー内部のプリズムに連動しているようです。
グリスを塗って組み立てましたが、引っ掛かりが直りません。
さらに距離計内部を分解していきます。
posted by masaty at 22:25| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴールドライカ(フェドT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする