プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2008年10月30日

外枠が外れました。

レンズ周りが外れると、ビス留め部分が現れてきました。
見えるところから分解です。

IMG_4555.jpg

フォーカスの構造は
ラック・アンド・ピニオンです。
オレンジ色のラックを左右に動かすと、
ピニオンが回転してレンズが出入りします。
レバーの動きに連動してファインダー内の距離目盛に
グリーンの指標が動きます。

IMG_4556.jpg

カバーを開き、底の裏蓋をロックするボタンを押して更に開くと、
裏蓋が開きます。

フイルム室にネジを発見!
これを緩めるとカバーが外れるのだろう……。

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想像通りです。
すっぽりと外れました。

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posted by masaty at 22:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ローライ A110 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

隠しネジを発見

このA110は分解するにも、
どこからばらして良いのか解りません。
ビスがどこにも見当たりません。

ところが電池を外すと、
内部に2箇所発見。

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それから、三脚ネジ穴が怪しいです。

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このネジ穴に切れ込みが入っています。

やはり回転。
カニ目回しで簡単に外れました。

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向かって右側の外枠が外れました。
続いて、レンズシールドのカバーが外れ、TESSARの銘板が出てきました。
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本体を閉じてもシールドが開いたままです。
posted by masaty at 23:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ローライ A110 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

第18回 クラシック&中古カメラフェア

梅田大丸で第18回 クラシック&中古カメラフェア
が開催されています。

数年前では大変な人出でしたが、最近はちょっと寂しいですね……。


今日はガラクタ市が開催されると言うことで、
朝一番で覗いてきました。

ガラクタ市はすでに黒山の人だかり……。
ワゴンを覗くのも一苦労です。
欲しい物だらけだったのですが、
財布と相談して決めた品々。予算8,000円

本日の戦利品。
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たいして値打ちはありませんが、
今後のブログネタとして仕入れてきました。

明日まで開催していますので、
クラシックカメラファンの皆様。
ぜひ覗いてあげてください。




posted by masaty at 22:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

ローライの110カメラです。

ローライ A110。
今やフィルムを探すのも困難になってきた110カメラですが…。

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ジャンク箱にころがっていたので、即ゲット。
レンズバリアーが開いたままです。
普通は、この状態ではレンズ名が書かれたバリアーが、レンズをカバーするように閉じているはずですが……。

両端を持って開くと、

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レンズバリアーが開き、ファインダーが現れます。
撮影スタンバイの状態です。
シャッターが切れません。

羽根の状態ですが、

IMG_4545.jpg

ネコ目のような形で開いたままです。

ファインダー上のバッテリーチェックボタンを押すとLEDが点灯。
電池が入ったままのようです。
接眼側のファインダー横にオレンジ色のボタンがあり、左へ押し込むと、
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電池ボックスと共に飛び出してきました。
入手困難なマーキュリーのPX27が入っていました。
容量はまだ充分あるようで、このまま使えます。

フイルム室から覗いてみると、
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シャッター羽根がネコ目状態です。
本体を閉じても動きません。





posted by masaty at 08:19| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ローライ A110 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月20日

紛失しやすい部品です。

組み立てが終わったのですが、感度リングが定位置で止まりません。
クリックストップするはずなのですが……。
ベアリングの玉を紛失したみたいです。

再度はずします。
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矢印の部分にボールがなくなっています。
こう言ったパーツは無くなりやすいので気をつけましょう。

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直径1mmのベアリングです。
これがぴったりです。
グリスを塗って乗せると落下しません。

ようやく完成です。
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フイルム圧板もローライとそっくり。
ローライ35を意識して設計されただけあって、
他のペトリカメラに比べると部品の仕上がり具合が良く、
工作精度も高いように感じられました。

気合が入っていたのでしょうね。
posted by masaty at 20:30| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月17日

露出計も生きていました。

腐食していた露出計の電池ボックスですが、
油が浸透したおかげで、漸く蓋が回り、
サビサビの電池が出てきました。
錆びと言うよりも、液漏れを起こし、結晶化しています。
蓋には青錆が付着しています。

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錆や汚れを落とし、接点を磨いてLR44を入れてみると、
露出計が作動しました。
メーター部分は生きています。

巻き上げてシャッターをチャージすると、露出計のスイッチがON。
シャッターを切るとOFFになる省エネ設計です。
posted by masaty at 23:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月14日

ハーフミラー劣化なし

ファンダーをばらしてみます。
カビや埃で曇っています。

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紙の天板を剥がし、ハーフミラーを外します。

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たいていの場合、擦ると剥がれてしまうのですが、
鍍金が丈夫です。劣化していません。

フレーム枠がはっきりと見えるようになりました。
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posted by masaty at 09:50| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

シャッターの調子も点検

シャッターは動いていますが、
ガバナーの動きも調べてみます。

レンズ周りのリングを外すと簡単にシャッターメカが見えてきます。

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シャッタースピードリングを回すと、
連動してメカ内のギアが回転し、スピードを変化させるカムリングが回転します。

ガバナーの動きは問題なく、シャッター羽根も粘りがありません。
シャッター部分の分解は此処までにします。

気になっていたフォーカス兼沈胴リングの硬さです。
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リングを回すと、ヘリコイドが回転し、
レンズが繰り出されるのですが、
よく見るとヘリコイド部分のグリスが硬化しています。
ヘリコイドグリスを塗ってリングを回していくうちに、
回転がスムーズになりました。

沈胴状態では、誤ってシャッターが切れることがないように工夫されています。
IMG_4437.jpg
 
レンズを沈胴させているときはシャッターレバーがロックされています。
レンズを繰り出すと、ヘリコイドが黄色方向に回転し、赤矢印部分が
ロックレバーに達した時、
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ロックレバーが持ち上がり、シャッターレバーのロックが解除されます。
その時がちょうど無限大の位置になるわけですが、
目測式のピントの確認は、
ファインダーを覗かないと解らないのがちょっと不便。
ファインダー内のフォーカス指標のみで、針の位置で確認することになります。
posted by masaty at 23:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

カウンターの送りバネの修正

シャッターは切れるようになり、各所点検。
カウンターが動きません。
カウンターは送りバネと固定バネとが連携して駒を送っていくのですが、
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送りバネが曲がっていて、カウンターから外れています。
カウンターを外してみると、
確かに曲がっている……。
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修整してこのようになります。
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しかし、裏蓋の開閉に応じて板バネが、
送りバネの片側を押したり戻したりします。
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片側ばかり押し込むので、
いずれまたカウンターの外側に曲がってしまうかもしれません。

一度分解するとカウンターの送り量がずれたり、
タイミングが合わず、送れなくなりますが、

IMG_4452.jpg

矢印の螺子で調整できました。
posted by masaty at 23:32| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

釘が代用部品に

シャッターレバーを押し込むためのシャフトを探していたのですが、
意外にもこれで代用できそうです。

IMG_4456.jpg

胴が1ミリの釘です。
尖った先を平らにして、穴に通してみると、

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ぴったりです。
そのまま押し込んでみると、
レバーが下がり、シャッターが作動!

シャッターメカは生きていますね。

それにしても、
釘がカメラの部品として使えたのは初めてです。



posted by masaty at 07:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

シャッターレバーから異物が……

シャッターレバーの上にボタンを受ける皿があり、
そこからワッシャーのような物体が落ちてきました。

IMG_4440.jpg

この物体こそが、シャッターレバーとシャッターボタンの間にあって、
両者を連動させる役割のあった部品なのでしょう。

皿の上にシャフトが通るような1mmほどの穴があいています。

穴に通したシャフトを押し込むとシャッターレバーが押され、シャッターが切れる構造になっています。

ワッシャー状になったこの物体にシャフトが付いていたとしたら、そのシャフトが見当たりません。
シャッターボタンのレリーズの穴から飛び出したのかも知れません……。
posted by masaty at 16:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

傷みが酷い……。

シャッターボタンは押し込まれたままだったのですが、
開けてみると?

IMG_4431.jpg

この矢印のレバーが上がったままです。何かおかしい……。

それにしても内部の傷みが酷いです…。

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電池室は青錆が…

回そうとしてもなかなか回りません。
おそらく電池が入ったままなのでしょう。
ミシン油をしみこませ、しばらくそのまま置く事にします。
posted by masaty at 23:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ペトリカラー35D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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