シャッターユニットを分解する。
35mmカメラに組み込まれているシャッターユニットに比べると、
大型だ。
ユニットにダイヤルがついているのが特徴的。
一番上がシャッタースピードダイヤル。
時計回りに見て、右のレバーはシャッターチャージレバー。
続いて、一番下は絞りレバー。左に上ってシャッターレバー。
さらに左端ダイヤルは、タイム、バルブ、通常のシャッターに切り替えるもの。
Bとタイムはシャッターをチャージしない状態で使う。
Bの場合、シャッターレバーを押し込むと開き、
離すとシャッターが閉じる。
Tでは、シャッターレバーを押し込むと開きっぱなしになる。
再度シャッターレバーを押し込むとシャッターが閉じる。
シャッター羽根に粘りはなく、B、Tは問題なく作動している。
通常の位置Iにして、シャッターを作動させると羽根は開閉するが、
スピードに関係なく、定速で切れてしまう。
ガバナーが効いていないようだ。