デジタルカメラが増えましたね…。
去年の春に発売された新型モデルなのに……。
コンパクトデジカメはメーカーが競ってデザインをスマートにし、
表面加工を美しく仕上げています。
その分、落下事故が増えているのでしょう。
実際触ってみると、唯一キャノンのロゴがギザギザになっていて、右手中指に掛かるようになってはいますが、
ストラップ無しでは確実に滑り落としてしまいます。
落下品は修理するよりも買い換える方が安上がりだし、
最近ではそう言った保険も在るそうで、うまく出来たものです。
メーカーにしても、どんどん買い換えて貰いたい訳ですから、
使い捨て時代には有難い話なのでしょうね。
多額の開発費を掛けて生まれた高性能なカメラも、
すぐに陳腐化し、より優れた製品を創り上げる…。
このサイクルが最近早すぎるように思います。
今にも息切れしてしまうのではないかと
他人事ながら心配しております。
かつての銀塩カメラのように、
ひとつの機種が10年以上もの長い期間生産され、
消費者に愛用された時代が懐かしい……。