名器と言われながらも、使われていた素材に驚きました。
フレットを外したときは真っ黒の指板でしたが、

カンナで削ると木目が現われてきたと言う事です。

この写真は修理中に写していただいたものです。

クラシックギターの指板には一般的に黒檀が使われています。
このラミレスは安物が使われていたのでしょうか……?
この楽器が作られた1980年前後、年間にかなりの生産台数だったそうですから、材料の調達も大変だったのでしょう。
でも素材はともかく、大量に作られたすべてのラミレスは皆同じ音色だと言うことから、やはり名器と言われるのでしょう。

最高素材の黒檀を貼り付けられ、フレットの溝が付けられる前です。

うっすらと継ぎ目が見えますが、ほとんど判りません。
フレットの仕上げが美しく、最高の仕上がりに大満足です。
庄司さん、http://homepage3.nifty.com/shoji-guitar/ありがとうございました。

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