シャッター幕がチャージされました。
しかしミラーは動かず、幕が途中で止まってしまいます。
幕交換の為、かなり先まで分解することになりそう……。
先ず、底蓋を外してみます。
なんと、真ん中にシャフトが……。
これは、ホークUのエンジンをばらした時に見たカムシャフトの構造です。
巻き上げレバーを動かすと、シャフトのバネが回転します。
おそらく、チャージ用のねじりバネでしょう。
バネを観察します。
ねじりバネの片方は
巻き上げレバーの回転ギアと繋がっています。
もう片方は、
端が折れているのかな……。
ねじりバネをチャージする。→
シャッターを切る。→
シャフトが回転する。
そのためには、端がシャフトと繋がるはずです。
穴を発見!
シャフト側にスプリングの端を留める穴が見つかりました。
バネの端をL字に曲げ、無事貫通。
巻き上げ完了状態のため、シャフトを逆回転させてテンションを掛けます。
このテンションの掛け具合は1回転では弱すぎです。
2回転でちょうど良い状態です。
シャッターボタンを押すとシャフトが回転してミラーが跳ね上がりました。
シャッター先幕が開きましたが、後幕が途中で停止……。
とりあえず、シャフト部分の破損バネは修復できました。
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ペトリはいいですね。
自分は、ぺとりのレンズは最高だとおもっています。
適正露出のときの色の再現性も良いし、オーバーのときの色合いも好きです。(自分のはシアンがかった感じでクールです。)
ボデーがもう少し丈夫だったらと悔やまれます。(特にふんどしシャッター幕がいけない。)
内緒ですが、自分は印画紙のビニール
袋をシャッター幕に使用しています。接着剤が特殊ですが・・・
思惑通りなら、幕交換が不要になるかも・・
ペトリファンの方が沢山いらっしゃるので嬉です。
シャッター幕のその内緒話…、何かすごく参考になりそうです。経過を教えてくださいね。