プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2009年07月19日

ユニークな構造

ビテッサはユニークな構造で有名です。

レンズ側から見て右側の煙突のような棒が巻き上げレバーです。
しっかりと押し込むと、巻き上げチャージが完了します。

IMG_5796.jpg

この棒をプランジャーと言われていますが、
シャッターを切らなくても何度でも押し込むことが出来ます。
通常は、シャッターを切らなければ、スプロケットは回転せず、カウンターも進みません。

ところが、これは常に回転して、カウンターが進み続けます。
巻き上げ関係が不調です。


とりあえず、シャッターを押すと、

IMG_5798.jpg

一応切れていますが、スローが粘り気味ですね……。

ぴんと合わせは、右手の親指に掛かるところにあるダイヤルを回します。

IMG_5800.jpg

http://masaty.seesaa.net/archives/20090424-1.html
先日修理したフジカ35Mが参考にしたであろう構造です。

底蓋を開けると、矢印のところにピンが出ていますが、
とてもよく出来た構造です。

IMG_5802-2.jpg

巻き上げ始めると、ピンがあがり、底蓋についているフイルム圧板が引っ込みます。
巻上げが完了するとピンが下がり、圧板が出てきます。
つまり、チャージが完了後、フイルム平面性を良くするため、しっかりと押さえつける訳ですね。

posted by masaty at 23:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォクトレンダー ビテッサT型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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