底蓋にフイルム圧板が付いていますが、
上部にピンが見えます。
このピンを押し込むと、
圧板が飛び出してきます。
本体側にこのピンを押さえるレバーが付いています。
プランジャーを押し込んでいるときは、フイルムが巻き上がっている途中です。
その間は、レバーに力は掛からず、フイルム圧板は引っ込んだ状態に保たれます。
巻上げが完了して、プランジャーが上がると、
レバーが下がり、圧板のピンを押し込み、圧板が飛び出します。
フイルムが送られるときは圧板を緩くして送りやすくし、
シャッターを切るときには、圧力が掛けられ、
フイルム面は、より平面に保たれています。
古いカメラですが、とても良く考えられた構造で感心しますね。
プロフィール
カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
2009年08月01日
フイルムを安定させる構造です
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