シャッターはスローが粘り気味。
羽根には油は回っていないようです。
ガバナーの掃除、注油で分解なしで直りますが、
絞りリングは非常に硬くて回せません。
絞りリング修理のためには、シャッターユニットを外さないといけないので、
結局ユニットをすべて分解することになります。
本家のシンクロコンパーシャッターです。
前回のコニラピッドやセイコーラピッドなど、日本のメーカーがお手本にしたシャッターですね。
シャッターの羽根は綺麗ですね。
絞りを分解するついでにシャッターも分解します。
シャッター羽根の駆動リングも分解し、掃除、注油します。
50年以上経っているとは思えないほど綺麗です。
仕上げが美しく、作動部分はとてもスムーズ。かなり精度の高いつくりなのでしょう。