TTLファインダー、レンズ付きです。
しかもこのレンズは、レンズシャッター付きです。
高速30から500でもストロボを同調させることが出来ます。
しかし、ファインダー共にカビだらけ……。
ボディも傷、カビが酷く、動作するだろうか……?
シャッターを切ってみます。
フイルムが入っていないカウンターの戻った状態では、
巻き上げレバーが空回りします。
空シャッターを切るためには、
裏蓋を開けてカウンター中心のギザギザに指を当て、
反時計方向にまわして適当な枚数のところにして裏蓋を閉じます。
これで巻き上げができるようになります。
バッテリーは4LR44のアルカリ電池が使えます。
おぉ!動きますね。
シャッターは切れているようです。
壊れていないのかな…?
いや……、駄目です。
先幕がおかしい。
巻き上げレバーを戻すと同時に先幕も戻ってしまいます。
でも、後幕はシャッタースピードどおり戻っています。
高速では解りませんが、スローでは良く解ります。
先幕がロックされない状態ですね。
しばらくシャッターを切っているうちに
ミラーアップしたまま動かなくなりました……。
カビや埃でボロボロです。
シャッターはロックしてしまいましたが、
メカ、電子制御部分は生きているようです。
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うちにもペンタックス6×7が一台あります。学生の時に、ずいぶんくたびれたやつを中古で買いました。あれから30年近くたっていますから、相当、年期が入っています。ボディは、ときどきフィルムの巻き上げが不調になって、2重露光とかしてしまうトラブルが起こりますが、そのほかはおおむね順調です。
メーカーはもう、修理できませんと言っておりますので、マサティ先生にはぜひともこのカメラにもオーソリティになっていただき、私のカメラが壊れたときも見て下さるようお願い申し上げます。
同窓会には、是非6×7で集合写真をお願いします。
最近デジ一眼ばかり使っているので、6×7はしんどいかもしれません。でもがんばらなくては。
以前は、「私は3人以上の人を撮る場合はブローニーのフィルムを使うことにしている」なんて宣言しておったのですから。
久々に、使ってみようと思います。
ボディは襤褸ですが、露出計付きヘペンタプリズムは、けっこういいのをあとで買って載せています。
レンズが黄焼けしてるのが問題ですが、なあに、この際、同窓会の写真はモノクロで撮ればいいのだぁ。
あかんか。
モノクロは味があって。
同窓会の写真はモノクロのほうがええんとちゃうやろか?
カラーとちごて、
写真を見てすぐに昔の気分に浸れる。
昔を想い起すならモノクロに限るワ。
がんばってんか。
わたしらの時代、卒業アルバムも遠足の写真も、みんなモノクロでしたしな。
急にカラーとかにしたら、バランス悪いですしな。
ほな、フィルム買いに行ってこ。