須磨浦カーレーター。

昔、びわこバレーにありました。
テレビコマーシャルか何かで宣伝していたのを覚えています。
一度も乗ることなく、無くなってしまいました。
そのカーレーターが今でも営業しているところがあるのです。
『日本ではここにしかないでぇ』

と、自慢げに話すオジサンがスイッチを押す瞬間です。
ガラガラだったのでスイッチが切られていました。
動力ミシンのモーターを増幅したような音とともに
二人乗りのベンチが動き出しました。

二人乗りベンチは回転するゴムの車輪の上に乗って
前進しています。
それにしても凄い振動です!
カメラぶれしています。
いよいよ上りです。
ベルトコンベアの上に乗り上げました。

コンベアには間隔をおいて回転ドラムがあり、
スムーズには上がりません。
写真を見ての通り、激しい振動です。

二人乗りベンチの左前にシャフトが伸びていますが、
これは旗をたてる棒でも飾りでもありません。
降りる時につかまる為の棒です。
二人乗りベンチは動き続けているので、
タイミングよく速やかに降りなければいけません。
そのため、
降りるときには右手でこの棒を掴み、
左足から順序良く降ります。
モタモタしていると、奥の人が大変なことになります。

無事ベンチから降りることに成功!
二人乗りベンチは回転しながら下っていきます。
当然のことですが、上りも下りも上手く水平を保つように工夫されていますね。

なんと、
昭和41年。
これは貴重な文化遺産です。
物好きですなあ。
でも、ご無事で何よりでした。
懐かしい乗り物ですね。
昭和の風景として残すといいかも。無理かな・・・。
こんにちは。
本当にど迫力でした。
山頂の回転展望室には、ご年配の人がたくさんいらっしゃいましたよ。あの人たちも、カーレーターで上って来られたと思いますが……。
いつもコメント有難う御座います。
私も同感です。
ぜひ文化財指定を望みます。