メカがぎっしりと詰まっていますね。
沈胴レンズユニットを作動させるのに
シャフトが通っています。
写真に見える2本のシャフトは、
右側がシャッタースピード、左側は絞りとリンクしています。
向かって左側側面はレリーズ用
底にはチャージ用。
合計4本のシャフトがボディと繋がっています。
向かって右側は配線。
シンクロ用2本と露出計用の2本。
合計4本のリード線は、
レンズが沈胴するため、縺れないような工夫がされています。
ローライ35も沈胴しますが、
シャッターユニットはボディ側に固定された合理的な構造です。
ペトリの場合は、
シャッターユニットごと沈胴する蛇腹式と同じ方式ですが、
シャフトでボディとリンクさせる構造で、ローライに対抗したのですね。
今となれば、レンズ部は電子ユニット化されているので、
沈胴レンズとのリンクは、フレキシブル基板で簡単に作られてしまいますけど……。