1/1000もムラなく開いています。
シャッターダイヤル側にカムが見えます。
シャッターカム側からファインダー手前下を横切って右側のギアにまで伸びているバーがあります。
このバーは、ファインダー下で留められているので、シーソーのように動きます。
シャッタースピードによってカムの位置が変わり、右側にある後幕ギアの動きを調整します。
1/125のカムの位置です。
バーが一番下に下がっています。
シャッターを切った時にバルブのままになりますが、
このバーを少し押し上げようとすると後幕が戻ります。
先幕、後幕ギア部分です。
ここは調整する必要がありません。
カムを介して動くレバーがありますが、
左下のバネによって抑えられています。
このバネの押えが強いために、レバーが矢印方向に動きにくくなり。、
バーがあがらず、後幕が走らない訳です。
レバーを押さえているスプリングを緩めてみます。
緩めると言っても、ほんの僅かです。
バーが動き始め、1/125で後幕が閉じるようになりました。
1/125以外は調整の必要がありません。
【関連する記事】