注油が完了し、
後幕の走りがとてもスムーズです。
後幕の鳴きが無くなりました。
1/1000の開きを確認してみると、
今度は、後幕が先幕に追いついてしまい、
反対側が半分以上閉じてしまいます。
幕速調整部分です。
左上が後幕、右下が先幕用です。
よく見ると、右下先幕の赤塗料が剥がれています。
修理前の状態で後幕が遅かったため、
先幕のスピードを緩められたのかも知れません。
先幕を締め上げて行きながら、1/1000の開き具合を調べます。
角度にして約120度位で正常に戻りました。
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40年以上も経つとどうしても油切れになるのでしょうね。それにしても、注油、掃除をすれば、新品の頃の精度で動き出すのがすばらしいです。当時の日本製工業製品は最高ですね!このような機械をゴミ箱へなんて、もってのほかです。