表面鏡を張り合わせる修理の仕方は、随分前ですが、知り合いのカメラの修理屋さんから聞いた事があります。
プリズムの補修には、ペンタックスなどのジャンクからクイックリターンミラーを部品取りし、これを適当な大きさにカットして張り合わせる。
接着には、カナダバルサムを使う。と言うことでした。
私は、ミラーを部品として取り外すようなジャンクは持っていません。
もったいないので他に変わる素材を色々探しました。
そこで見つけたのが写ルンです望遠。
最初はレンズだけが欲しかったのですが、ばらばらに壊すと中からミラーが出てきたわけです。
大きさとしては、2枚あるミラーのうち大きいほうが丁度良いようです。
仲良くしているカメラ屋さんからいつでも頂けるので、とりあえず部品代はタダです。
この分厚さを薄くするためにダイヤモンドヤスリで削って薄くしようとしましたが、表面鏡に傷をつけたり、途中で割れてしまったり、あまりうまく行きません。
そこで、分厚いまま使う方法として、少し手荒な方法を思いつきました。
ミラーの幅に合わせて、プリズムをのせる台を金属用ノコギリでカットしました。