カット部分が歪ですが、今回はぴったりサイズでした。知り合いの専門家の話では、これをカナダバルサムで接着。
昔、理科の時間で鉱物の標本を作リましたね。
プレパラートとカバー硝子の間に標本をサンドイッチにして接着剤を流し込む。
この接着剤がバルサムです。色々探すのですがなかなか見つかりません。
PTAの時に知り合った光学会社の社長に聞くと、最近はバルサムを使わないそうです。光に当てると硬化する素材を今では使っていると言うことです。
「メッキをはがしたり、硝子を接着するとか、・・・一体何をしてるん?」
と聞かれたので、実はプリズムをこんな風にして・・・・・と事情を説明すると、「そんな手間なことせんでも、うちで蒸着やってあげるでぇ。」
と言うことで、ニコンFのアイレベル、フォトミックファインダーやミノルタXEや、SR-1・・・10個ほどまとめて蒸着してもらうことにしました。
PTAもやっといて良かったなぁ!と思いました。
私もカメラのレンズの修理をするのですが、バルサムは、近所のモミの木から採取して、クロロホルムで希釈して使ってます。
天然バルサムはそのままでは硬化しないので、接着後オーブンで数分加熱する必要があります。
紫外線硬化樹脂と違って、バルサムは硬化後もドライヤーなどで再加熱すると柔らかく成るので芯だしや、脱泡等に有利です。
モミの木から採れるんですね。
私もやってみます。
貴重な情報を有難うございます。