そして、サブとして1000や10なども中古で買い集め、2,3年使っていたらまず、630にこの症状が出現。
ほかの1000なども調べてみると、羽根の端に少し付着!
ジャンクではなくまともな中古を購入したものだったので販売店で聞いてみることに。
すると、600番台、1000、10、100などすべて同じ症状が出るとのこと。
修理には1万円程かかる。ということでした。
3台とも修理するとなんと3万円も!
修理に出すことをやめ、捨てるつもりで自分でやる事に決定。
その当時、650がジャンクワゴンで見られるようになったころでした。
電気カメラは経験不足なので、分解練習のため1台購入。
その650を当時30万画素クラスのデジカメで配線個所など撮影しながら、プリント基盤のはんだを吸い取って丁寧にはずしながら分解し、ようやくシャッターユニットへ到達。
すると、(これは今回の1000の物ですが)
先幕シャッター緩衝用のゴムがベタベタに溶けていました。
キャノンのサービスへこのベタベタを持っていき、事情を説明したところ、
結構話を聞いてくれる方がいらっしゃって、純正パーツを分けていただきました。
8年くらい前の話で、最近では誰が行っても殆ど部品を分けてもらえないそうです。
純正部品というほど大げさなものではありません。劣化しにくいゴムをユニットの隙間に収まる大きさにカットするだけのことです。
630はも充分使える良いカメラで、今でも現役です。
やっぱりフイルムカメラは楽しいですね。白黒写真を撮って、自分で現像し、焼付け・・・・。あえてこういった面倒な手続きを踏んでこそ、銀塩写真の意義がありますよね。