プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年08月24日

メカ動作の巧妙な繋がりに感動!

ユニットそれぞれがスムーズに動くことによって、巻上げからシャッターが切れるまでの一連の動作がうまく繋がっています。
どこか一箇所でも動作不良になると、その部分で停止してしまいます。

カメラ修理は、その停止した部分をつきとめることと、動きの噛み合わせを間違いなく組み上げることでしょう。

巻き上げると、シャッターとミラー跳ね上げ用バネがチャージされます。
ボディ側のシャッターを押すと、底からレバーがあがり、ミラーボックスのチャージされたバネが外れてミラーが上がります。
ミラーが上がりきるとそれに連動したレバーがシャッターユニットのチャージされたロックを外し、シャッターが切れます。
後幕に連動したレバーがシャッターが切れ終わったあと、ミラーボックスのミラー下降用のチャージバネをはずし、ミラーが降ります。

この動きは一瞬にして終わるのですが、何度も何度も繰り返してシャッターを切っているうちに構造が見えてくるのです。

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ミラー下降用のレバーが左下側にあります。
これを

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後幕に連動したレバーの下側になるようにミラーボックスを組み込みます。

ミラーボックス、ボディ側シャッターユニットともにチャージした状態の方が組み込みがし易かったようです。
posted by masaty at 00:42| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ニコレックスF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホント、奥の深い記事です。読んでいても名人の心が伝わって参ります。私は加えて、シャッターユニットを完全にバラして組み上げる、その技術力に感服致します。ニコレックスもあと少しで出来上がりそうですね。引き続き、ご健闘をお祈り致します(^^)。
Posted by ふーせんB at 2006年08月24日 12:19
お褒めのお言葉有難うございます。誉められるとついつい調子に乗って、また新たなジャンクを探し回ったり・・・・・。ニコレックスFは迫力のあるシャッター音ですね。初期型のコパルスクエアーだからでしょうか?しびれますねぇ!
Posted by マサティ at 2006年08月25日 00:36
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