前回1000を分解したところだったので、復習のつもりで分解するまでを詳しく書いてみます。
ネジはそれぞれのパーツごとに種類が違うので、パーツに貼り付けるかしてバラバラにならないようにします。
トップカバーをはずすにはシンクロ関係の配線があります。
デジカメで撮影して配線を外していましたが、接続のときに間違えそうになります。
というのも、生まれつきの赤緑色弱のため、ピンク、うすいグリーンがとてもわかりにくいのです。
そこで、一工夫。
配線を一度にはずす前に、基盤を3つ位のエリアに分け、そのエリアごとに配線をセロテープで束ねてから外しました。
こうすると、接続のときエリアごとに3から4本程度になるので、色弱の私でも人に頼ることがなくなります。
余談ですが、昔から色がいっぱいあるものから或る色を取り出したり、色を当てたりするのが苦手でした。
苦手というより区別できないという感じです。
中学生時代、技術系科目が好きだった私にとって進路を左右する重大な問題だったのです。
眼科の先生に「君の色弱の程度では技術系進学はむつかしい。」といわれてかなりショックでした。
そのため、大学も文科系に進学。ところが、もともと技術的なことが好きだったため、カメラ分解、修理を始めた・・・・。というわけです。
つづく
誰でも好きなことをやっているときは、壁にぶつかったりしたときでも、必ずそれを克服する技を見出せると思います。
カメラ修理以外にクラシックギターの練習や、もちろん仕事においても知らず知らずのうちに工夫する技術を身についたんだなぁ。と最近思うのです。
いろんなものを修理されているということで敬服いたします。実は、私事ですが、長年愛用しました拙EOS1000sが故障しまして、修理に出そうと考えているところです。もし、メーカーが部品はありませんと言われたら、あきらめます。
銀塩カメラをお使いなのですね。
EOS1000はわたしもメインで使っていました。軽いし、良いカメラですよね。
マウントアダプターを使って、古いニッコールやタクマーのレンズを取り付け、よく遊びました。
普通人さまのEOSも、きっとシャッターに劣化ゴムが付着する故障ではないでしょうか?
もしそうでしたら、今でも修理可能だと思いますので、末永くお使いくださいね。
長く使えば使うほど愛着がわいてきます。
カメラもきっと喜んでいると思いますよ。