ミラーを復帰させるレバーが引っ込みます。
レバーが矢印方向に飛び出します。
ミラー復帰レバーを押し込み、ミラーが元の位置に戻ります。
グリス切れによって回転が悪くなります。
時々、幕が最後まで戻りきれない事が起こります。
矢印のように幕の端が見えています。
シャッターを切った後、ミラーが戻らない症状がでます。
今回も、不調の原因になるブレーキゴムを外してみます。
ユニット分解するにあたり、必要以上の分解は避けたほうが良いです。
ユニットと幕を押さえる大きな円盤を外してしまうと、
ギアの位置関係が判らなくなり、後の調整が難しくなります。
この円盤を外すと、
冷や汗が出ますが、全く心配ありません。
テンションを掛ける軸と、シャッター羽根とのギアを外さない限り、大丈夫です。
このリングは、正ネジ。反時計回りで外れます。
これを外すと、ブレーキ部分が外れます。
回転が重い感じです。
幕がグルグル回りますが、
円盤を留める軸と、シャッター幕のギアをばらさない限り、
元のテンションに戻せます。
このブレーキゴムは本来グリスが塗られていて、
適度にスリップさせるという事です。
長期間の間にグリス切れを起こし、
そうなると回転不良。そしてミラーが戻らなくなる訳ですね。
画像を見ていると、自分がやっている錯覚に陥りわくわくします。
一緒にわくわくして頂き、
感謝、感激です。
私も元依頼者様と一緒になって
やっているような気がしてきました。