ちょっと一服です・・・・・・・・・・・。
このカメラ、ミノルタAPEX90 です。レンズの下に異様な物がくっついています。
内容は、また後で説明しますが、
私にとって、このAPEX90は記念すべきカメラなのです・・・・・・・。
ズームコンパクトカメラのズームレンズはシャッターとボディを連結するのにフレキシブル基盤を使っています。
レンズが出たり入ったりするときに、基盤が曲がったり伸びたりします。
使用しているうちに、折れ曲がってしまう箇所が亀裂。
ズームは出来るが、シャッターが切れない。
ズームがおかしいという症状がでます。
ジャンクのズームコンパクトはほとんどこれが原因です。
8年ほど前の話です。
当時、ジャンクワゴンにはズームコンパクトがそろそろ出始めていた頃です。
ペンタックスズーム105は結構目立っていました。
何時だったか、朝の番組でコンパクトカメラ修理名人が出演され、修理方法を説明していました。
どういう方法かというと、すごくいい加減。
スイッチを入れ、モーターが動くと同時に壁にぶつけて、はい、直った。と言ってました。
確かに動いていたようでしたが・・・・・・・・。
そんなことで興味本位でペンタックスを1台購入。
電池をいれてスイッチを入れ、壁にぶつけ・・・・・・直りませんでした。
基盤切れを起こしているのに直るはずはありませんよね。
でもたまに衝撃で動き出す物もありますね。
単焦点カメラや、落下などによる衝撃でレンズの繰り出しが歪んだものなど。運がよければ
壁にぶつけて直ることがあります。
その頃、コンデンサーの恐ろしさをまだ経験していませんでした・・・・・・・。
基盤不良などの不良原因がわからないまま、適当に分解。
明日に続きます。