キャノンが初めて作ったレンズシャッターカメラだそうです。
巻き上げレバーが底に付いていてとても変っています。
レンズはF1.9と凄く明るく、良く写りそうです。
マサティの家にも新品のキャノネットがありました。
銀色に輝く化粧箱に入った新品のキャノネットです。
小学校のころチラッと見ただけで、タンスの奥に仕舞い込まれていました。
このキャノネット、親父が勤続○○年記念という事で頂いた物です。
当時、プリモフレックスという2眼レフを愛用していたので、
大事にタンスの中へ仕舞い込み、使うのを忘れてしまったのです・・・・・。
7,8年後千里で万博が開催され、親父は思い出したかのようにタンスからキャノネットを取り出し、初めて万博の時に使用しました。
ところが、暫く使わないままだったのでシャッターが不調であまり写っていませんでした。
でも写った写真は、ペンEES2に比べて
とても綺麗な写真だった事を覚えています。
そのキャノネットは、マサティが未熟だった頃、バラバラに分解し、その残骸が今でもジャンクパーツ箱に眠っています。
その頃から、機械式カメラの内部に興味を持つようになり、分解するクセがついてしまったのです・・・・・・・・・・・。