プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2012年04月15日

巧妙なオプチパーユニ

シャッターユニットは特に分解の必要はなく快適に作動しています。

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オプチパーユニ。
通常はシャッター羽根の下に絞り羽根も重なっていますが、
シャッター羽根が絞りも兼用しています。

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写真の上部分からセルフタイマー
右回りにシンクロ、シャッター開閉カム、
左側にガバナー。
ガバナーの上に見慣れないレバーが見えます。

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このレバーを押し下げると羽根が回転し、
羽根の重なりが変化しています。

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レバーを下げずにシャッターを切ると
羽根は全開します。
レバーを下げてシャッターを切ると、
羽根は全開せず、途中で閉じてしまいます。

一番下に押し下げて切ると、ほんの一寸開いてすぐ閉じます。

どうやら、このレバーは
羽根の開きを制限するもののようです。

IMG_0351.jpgIMG_0350.jpg

シャッタースピードを変化させるカム(LV値を変化させる)を乗せます。
羽根を制限するレバーとガバナーがレールに沿って動く様子がわかります。

ガバナーが作動するスローの位置では、
レバーが下がらず、常に全開。
つまり、BからEV9(1/60)までは絞りは開放のままです。

EV10から徐々にレバーが押し込まれ、EV18で最下位置になります。
シャッター羽根のスピードは1/60のままですが、羽根を途中で閉じて光の量を調整
し、高速1/1000まで出すことができる訳です。(当然絞りは変えることができません。)
フォーカルプレーンシャッターのスリット幅の変化と似ていますね。










posted by masaty at 00:28| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタ ユニオマットU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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