通常はシャッター羽根の下に絞り羽根も重なっていますが、
シャッター羽根が絞りも兼用しています。
右回りにシンクロ、シャッター開閉カム、
左側にガバナー。
ガバナーの上に見慣れないレバーが見えます。
羽根の重なりが変化しています。
羽根は全開します。
レバーを下げてシャッターを切ると、
羽根は全開せず、途中で閉じてしまいます。
羽根の開きを制限するもののようです。
羽根を制限するレバーとガバナーがレールに沿って動く様子がわかります。
レバーが下がらず、常に全開。
つまり、BからEV9(1/60)までは絞りは開放のままです。
シャッター羽根のスピードは1/60のままですが、羽根を途中で閉じて光の量を調整
し、高速1/1000まで出すことができる訳です。(当然絞りは変えることができません。)
フォーカルプレーンシャッターのスリット幅の変化と似ていますね。