ミラーアップレバー以外は特に問題なく、ピントグラスもすっきりし、
シンクロの接点を磨いて仕上がりました。
いよいよ本体に組み込みます。
シャッターの軸に垂直にねじ込む軸をミラーボックスの向かって左側の壁から通してねじ込むのですが、とても厄介です。
このシャフトのネジは、シャッター軸が押されるたびにミラー跳ね上げロックピンを解除方向に押さえるためか、少し歪んでいます。ドライバーが使えないので指先やラジオペンチ使ってちょっとづつねじ込みます。
部品に金属を使っていても、力が加わる部分は歪んだり、磨耗したりしていますねぇ。
ゆがみを修正するのに無理に戻したりすると、ボキッと行ってしまいます。
つぎに、底側です。
後幕ギャーにかみ合っているボッチ付きギャーのネジを緩めてはずし、位置を決めます。
写真のように、後幕が戻ったときにボッチのついたギャーがミラー復帰のレバーを蹴る位置にセットします。
ネジを閉め、スプリングをセットして完了です。