ニコレックスは、コンタフレックスと同様にレンズシャッター一眼レフですが、
シャッターを切ったあとブラックアウトします。
トプコンユニやアイレスペンタ35などです。
構造が、からくり装置の組み合わせのため、一部が止まってしまうと完全に動かなくなります。
この複雑なからくり装置の動きはとても興味深いですね。
ボディ側にドライバーの軸をハメていますが、
ここにレンズ側のチャージレバーが嵌るところです。
巻き上げレバーを作動させると、ボディ側のレバーが矢印方向に押し込まれ、
レンズのチャージレバーが矢印方向へチャージされます。
ドライバーの軸を挟んで左側扇型に見えるレバーは遮光板、ミラーを作動させます。
常に右方向にテンションが掛かり、左方向に動かすとミラー、遮光板が降りてきます。
遮光板が素早く降りて、次にミラーが徐々に降り来る様子です。
レンズ側は、レバーが右側に押し込まれていきます。
シャッター羽根が徐々に開き始め、チャージが完了すると、レバーが右端に固定され、
羽根が全開します。
巻き上げ完了し、巻き上げレバーを戻すと、ドライバーの軸を押しこんだ右側のレバーが戻ります。
この時、扇型レバーも戻ろうとしますが、レンズ側のチャージ完了によってレバーが固定され、
扇型レバーは戻れずに止められます。
巻き上げが完了し、いつでもシャッターが切れる状態です。
シャッターを切ると、左下の写真のようにレンズ側のレバーを押すことになります。
このレバーを押すと、固定していたがチャージレバー左方向に素早く戻ります。
すると、扇型レバーが矢印方向に戻り、ミラー、遮光板が戻ります。
レンズ側に不具合がありました。
チャージレバーが戻ると同時にシャッター羽根が閉じるはずなのですが・・・・・・。
とりあえず閉じたとして、レバーが戻ることによってボディの扇型レバーが戻り始めます。
ミラーが上がり、続いて遮光板も上がり始めます。
レンズ側は羽根が閉じているので感光しません。
遮光板が上がりきるときに、
ボディ左側の上下に動くレバーが下がってきます。
このレバーはレンズ側の右上のレバーを押し下げます。
羽根が星型に開いていますが、本来、閉じた状態です。
このレバーが押し下げられると、レンズシャッターが作動して終了します。
この複雑なからくり装置の動きはとても興味深いですね。
ここにレンズ側のチャージレバーが嵌るところです。
巻き上げレバーを作動させると、ボディ側のレバーが矢印方向に押し込まれ、
レンズのチャージレバーが矢印方向へチャージされます。
常に右方向にテンションが掛かり、左方向に動かすとミラー、遮光板が降りてきます。
遮光板が素早く降りて、次にミラーが徐々に降り来る様子です。
シャッター羽根が徐々に開き始め、チャージが完了すると、レバーが右端に固定され、
羽根が全開します。
この時、扇型レバーも戻ろうとしますが、レンズ側のチャージ完了によってレバーが固定され、
扇型レバーは戻れずに止められます。
シャッターを切ると、左下の写真のようにレンズ側のレバーを押すことになります。
このレバーを押すと、固定していたがチャージレバー左方向に素早く戻ります。
すると、扇型レバーが矢印方向に戻り、ミラー、遮光板が戻ります。
チャージレバーが戻ると同時にシャッター羽根が閉じるはずなのですが・・・・・・。
とりあえず閉じたとして、レバーが戻ることによってボディの扇型レバーが戻り始めます。
レンズ側は羽根が閉じているので感光しません。
遮光板が上がりきるときに、
このレバーはレンズ側の右上のレバーを押し下げます。
羽根が星型に開いていますが、本来、閉じた状態です。