絞り羽根は完全に固着

レンズシャッター一眼レフのレンズシャッターユニットは複雑な動きをします。
このシャッターユニットに特有のコロ付きレバーが見えます。

 

チャージしきった時にこのコロ付きレバーが押され、
閉じていたシャッターの羽根が開きます。

チャージしきった時、羽根は完全に開きます。
右側のピンがチャージレバーが戻るのをロックしている様子です。

このレバーで絞りを変化させるのですが、
絞り羽根が固着しているためか開放の位置から全く動きません。

ミラーアップする前にこのピンが押され、チャージレバーが戻ります。

すると、チャージレバーが戻り始めます。
まず押しこまれていたコロ付きレバーが戻ることにより、
シャッター羽根が閉じます。
ところが・・・・・・。



羽根が粘っています。

親指でレリーズレバーを押すと、
羽根の粘りがあるにも関わらず、
設定されていたシャッタースピードで羽根が再び開いてきっちり閉じました。

シャッター羽根を作動させているバネは強力なのですねぇ・・・。