プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2012年10月05日

気分転換にデジカメ修理

ニコレックス修理中ですけど・・・・・・。ダラダラやっていると気分転換も必要です。

先日、ジャンクワゴンから救出してまいりました。
ニコン クールピクス800
サイズが大きく、グリップに赤い配色がニコンらしいですね。
レンズがよさそうです。ZOOMNIKKOR。
しかし、内部でレンズが外れています。

角に大きなダメージ痕。
おそらく落下によるものでしょう。
その衝撃でレンズが外れてしまった。
そういう代物です。

最初の写真を撮っておかなかった為、
分解途中からになります。


IMG_0641.jpg

2倍ズームですが、レンズは出たり入ったりしません。
もともとこんな感じで枠が固定されています。
カバーを外した途端、前群のレンズが転がってきました。
レンズの片側はレールにはまる溝、その対角側は破損して折れてしまっています。

前所有者の方が頑張られたのでしょう。一度接着を試みた痕が残っています。
片側だけで支えられた部分が折れてしまうと、強力な接着剤と言えども、
単に接着しただけでは強度が足りません。

折れた軸と強固に固定するため、レンズブロックを分解して取り出さないと駄目です。

IMG_0639.jpg

ユニットごとに分解できるので、フイルムカメラより簡単です。

IMG_0642.jpg

レンズ部が外れました。

IMG_0643.jpg


これは、フイルム面に当たるCCD。
ちっぽけですが、これが1/2インチ。コンデジでは大きいほうだそうです。

IMG_0640.jpg

破損部品はすでに外した後の写真。


折れた部品とレンズとを元通りにするため、

IMG_1155.jpg

針と糸を使います。
本職が洋服屋なので、洋服の修理を応用しました。

プラスチックに直接針は通りませんので、
もちろん、ドリルで穴を開けています。
パーツが狭い隙間に干渉しないように成るべく細く、強度のある糸を使いました。
レジロンが細くて弾力があり、使いやすいです。

IMG_1156.jpg

糸で留める前に接着面に接着剤を塗布し、乾燥を待ちます。
posted by masaty at 00:20| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | ニコン クールピクス800 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんか気分転換・・・っておっしゃる気持ち、よーーく分かります(笑)。
なかなか根気がいる作業が多いので。
プロの修理屋さんて、よくやるよなあって感心します(笑)。
それにしても針と糸とは・・・。
目からウロコな感じです(笑)。
直るといいですね。
Posted by 小太郎 at 2012年10月07日 07:26
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