点々と腐食していたため、文字が読み取れない状態でした。
張り替えたミラーを取り付けると、
この様になります。
フォトミックファインダーのトップには露出計表示窓がありますが、この表示を内側からも見えるようにする仕組みです。
このミラーの角度が少しでもずれるとファインダーに表示が見えなかったり、斜めになったりします。
そこでファインダーを覗きながら、矢印のビスをねじって調整します。
シャッタースピード、絞りの情報も同じミラーに反射して、ファインダーの中に見えるようになっています。
非常に巧妙な仕掛けです。
ミラー交換と微調整によってとてもすっきりと表示される様になりました。
今の電子カメラならデジタル表示のパーツを内蔵させていますが、
当時の機械式は、手の混んだアナログ表示です。
すごい仕掛けですね!!