羽根の下にある円盤も、
見にくいですが複雑な形のレールが開けられています。
そういえば、レチナなどのレンズシャッター一眼レフも
同じような形をしていました。
羽根が完全に張り付いていたので、
アルコールで洗浄し再び組み直しました。
スムーズに作動しています。
次にシャッター羽根を乗せたユニットにはめ込みます。
ユニットに羽根を乗せる時はいつもこのようにしています。
http://masaty.seesaa.net/archives/20061102-1.html
羽根が落ちないように1円玉、アルカリボタン電池を組み合わせて、中心に持ってくれば作業がしやすいでしょう。
セイコーのシャッターをばらしていると、
コンパーのシャッターとほとんど同じなのに気が付きますね。
コンパーを模倣し、精密な部品の仕上げや精度まで見ると本家を超えたのでは……?
と感じます。
素晴らしい技術に感動……。
レンズシャッターとボディ側との連携が
如何になりますやら……?