そう言えば、前板の底部分を浮かしたときに
シャッターが切れたような音がしたなぁ・・・。
シャッターユニットをよく見てみよう。
前板を外すと、シャッターがリリースされた状態になってしまうぞ。
ユニットの底に白いレバーが見えるが、
このレバーは左に押し込むとシャッターがチャージされる。
通常は、白塗りのシャッター羽根が見えている状態で止まっている。
このとき、シャッターユニット内部の先幕、後幕レバーが電磁石の接点にも接している。
電気が流れると固定され、シャッターが切れるタイミングはこの電磁石にかかっているようだ。
それから、
前板側にはチャージレバーを作動させるユニットがある。
このユニットをギアを動かして作動させると、写真下に見える基板の上のブラシがぐるぐる回転する。
このブラシの回転位置で電気が切れたり入ったりするようだ。
ともかく、チャージされないままの状態で組みあげると、電気は流れるが止まったままになり、電池が加熱してしまうんだな・・・。
こんどは、シャッター羽根が白く見えるときの状態でくみ上げよう。
前板のギアの位置を調整し、シャッターユニットのレバーを押し込みながら
ようやく収まった。
配線ミスをしないよう注意しながら、再度、組みなおす。
まもなく完成だ。
近々お送りできそうです。