プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2007年06月05日

内部にもかなり砂塵が…

トップカバーから外してみます。
プラスチックのカバーですね。
凹みはありませんが、亀裂が入っています。
外すのも比較的簡単です。
あけてみると……?

IMG_3075.JPG

シャッタースピード接点部分がザラザラ…。
後ろから見ると、
IMG_3077.jpg

ファインダーアイピースの周囲もすごい事になっています。
でも配線基板は比較的綺麗ですが…。

内部はある程度気密性があると思っていましたが、
意外や意外。
これほどにも砂が入り込むのですねぇ。

どう言うところで使われていたのでしょう?

さらに分解を進めて行きます。
posted by masaty at 23:07| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | コニカ Acom-1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 名人、もしも使用不能な部品があったりしたら、いつでもご一報下さい。『献体』がウチにまだ、ありますから。
 私も一番多いときで、25台(^^;;)、集めていたので、色々な状態を見ました。使われるものは滅法使い込まれています。おっしゃるように、手軽に心おきなく振り回せるのですよ。そんなでいて、簡易速度優先AEは、ちゃんとAEロックなんかできたりしますし……。やや部分測光に振っている、中央部重点測光とか、あの貼り革は新素材(当時……)だったとか、中堅カメラとはいえ、色々斬新な試みで造られていたのです。予備角のオフスイッチ辺りが、一番ホコリの侵入しやすいところ? カメラなんか知らないのに、ACOM-1に関しては、話題が次から次へと……(^^;)。
Posted by ふーせんB at 2007年06月06日 23:30
へぇぇ!スゴイですね。25台ですか!
Acom-1。プラスチックのトップカバーで
ボディは随分軽く小さいです。
それまでのコニカの一眼はFTAなんか特に頑丈で金属の塊のようでした。
しかもシャッターは深くて重いし…。
オートリフレックスT3になってから軽くなりましたけど。

さて、Acom-1のお話。続きが聞きたいなぁ。
Posted by マサティ at 2007年06月07日 23:28
あれからテレビの下を見ると、故障品も含めて、5台ほど出て来ました。ふーせん的には、ボディ番号で、前期、中期、後期と分けています。10万台〜20万台が前期。この時期の個体は、動いていると、ほぼ奇蹟です(^^;)。仮に動いていても、AEが不調だったり、巻き上げ動作が重かったりします。大体ACOMの動作不良は、チャージ機構か、コパルスクエア自体のネバリによる、リセットレバーの吹っ飛びがほとんどです。お掃除と注油で、直るんじゃないかなぁ……? ただ、プリズムが綺麗に残っているのは、圧倒的に前期型です。
で、30万台〜40万台が中期型。大体うまく使われているのがこの辺りで、巻き上げも前期と比べると、大変スムーズな個体が多いです。もっとも、作動フィーリングは、ブリキのおもちゃみたいに、シャッターが切れると、スコーン……という感じ(^^;)。AEもしっかり動いているものが多いようです。
ただ、この中期には、ファインダースクリーン周囲に貼られている、薄いモルトが劣化して、スクリーンに円形のシミを作っているケースが大変多いです。ファインダー命の名人には、大変気になるかも……。
でも、もっとひどいのが後期です。50万台以降で、国内製造分は60万台ぐらいまでですね。そして60万台辺りから、KONICAのロゴが新しいものに変わります。また、ACOM-1オートデートという、簡易日付機構を備えたモデルが出るのも、ここからです。ここからは、動いているのも、壊れているのもマチマチで、しかもイヤなのが、レントゲンに写った脳の血管みたいな、糸状の腐食がプリズムに出る個体がほとんどなのです。
長くなったので、いったん区切りますね。
Posted by ふーせんB at 2007年06月08日 20:17
このACOM-1は192371。
と言う事は前期型ですね。
確かにプリズムは綺麗です。
実は巻き上げに問題ありでした。
巻き上げレバーのスプリングが切れているのです。
こんなものがどうして切れるのか不思議だったのです。巻上げが重くなり、無理に巻き上げて切れてしまったのでしょうか……?
今日のブログに紹介しますが、厄介です。

後期型のプリズムって気持ち悪いですね。
糸状の腐食……。背筋がゾクゾクします。
Posted by マサティ at 2007年06月08日 23:09
こんばんは。日付が変わる前からドライブに出ていたら、すごい雷雨(+ +)。やっと帰ってきました。その、スプリング切れもかなり多いです。私の書いたこと、少しは当たってくれたようで……。後期のプリズムは、本当に、イヤになります。私でもそう思いますから(^^;)。
お話の続きですが、後期からは、ベースプレートがプラスチックになってしまいます。前期は曲がりなりにも、そこだけ真鍮でしょう? このプラベースになって、シリアルが背面側の側面に白入りで刻印されます。真鍮の時は、底面に色入れナシで打刻されていますね。
もっとも50万台後半でも、旧ロゴのACOM は存在します。案外混在していたのかも知れません。
 国内リリースは60万台までですが、アメリカでは、輸出名・オートリフレックスTCとして、売られ続けます。ですので、たまに見かけるTCは、シリアルが70万台や80万台があります。また、かのT3の後継機として、このボディにスローの付いたシャッターと、モーターワインダーの装着を可能にした、オートリフレックスT4なるモデルが、少数作られています。これはアメリカでしか、販売されていません。T4も、良い個体はほとんどないですね。『あそこ』では一台か二台、やって来ましたが……。
Posted by ふーせんB at 2007年06月09日 01:53
なるほど。
Acom-1はかなりの台数が作られたのですね。

ところでオートリフレックスT4なるモデル『あそこ』で1台2台しか来なかったということは、かなりレアな物ですか?
一度見てみたいですね。
Posted by マサティ at 2007年06月10日 08:45
 そうですね。シリアルも4桁刻みぐらいだったから、ほとんど作られなかったのでは……? でも、ペンタ部のデザインが何だかいかつくなって、ルックスはACOM よりブサイクでした。モーターワインダーの強度面で、不足だったのかも……。私が見たのも、ワインダーを着けると、動かない……という感じでしたから。すぐにFS-1 という、世界初のワインダー内蔵一眼レフが出て(あれも最初から、大変な機械だったのですが……)、取って代わられたような格好ですね。
 キャストのハウジングや、アイレットの付け方など、まだ旧世代の名残はありますが、コストパフォーマンス機の第1弾でもあったACOM-1。とにかくメカシャッター搭載機なのに、稼働率が余り高くなくて、捨てられて行くようなカメラだったです。その姿に、己を見た……のでした(^^;)。
 だけど今見ると、一眼レフの見本のような洗練されたデザインで、やっぱり何だか、捨て置けない存在なのです。で、繰り返しますが、献体が必要なら、いつでもおっしゃって下さいね。少なくとも4台は、ちゃんとシャッターが切れています。
Posted by ふーせんB at 2007年06月10日 20:50
ありがとうございます。
なるべくこのドロドロコニカをほかの部品を使わず再生してみようと思います。
万が一の場合は……、
よろしくお願いいたします。

Posted by マサティ at 2007年06月11日 01:10
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