やはり細かい砂が歯車に挟まると全く動かなくなるのですね。
サビを落とした羽根も傷は残ったままですが、スムーズに動くようになりました。
シャッターのユニットに組み込み、仕上がりました。
羽根のバウンドを吸収するゴムダンパーも劣化していたので交換しました。
本体に取り付けます。
メカニカルシャッターが良いですねぇ。
1/8から1/1000の完全マニュアル。
羽根が傷んでいて心配でしたが、
意外にも、正確なシャッタースピード。
シャッターテスターで調べたところ、かなりの精度でした。
電子式と違って信頼性の高いシャッターです。
この前セイコーのシャッターで話題が続きましたけど、歴史と精度では、こちらかも知れないですね。ほら、ニコレックスFも確かそうだった? その他、搭載しているカメラは数知れませんし、キャノンの世界初だったハイブリッド・シャッターは、EFに搭載されたものでしたが、あれはコパルシャッターに、アメリカのあるメーカーの持っていたライセンスを借りて、電気ガバナーを組み込んだものでした。ニューF−1のハイブリッドなんて比較にならない、コストのかかったもので、確か30秒までの超スローが可能でしたね。
縦スリットは、シャッターショックを誘発するきらいはあるものの、精度では横走りより遙かに高いようです。ウチのジャンク品も、シャッターはいいのかも……。
キャノンのハイブリッドシャッターは、確か1/2から高速がメカニカル。
スローが電子シャッターでしたよね。
キャノンEF。欲しくなって来ました…。