今回は中学2年の時に撮影した場所と同じ位置から撮影を試みました。
重たいけれど、正確な場所を探す為に昔のスクラップブックを持参。
37年も前の話。
手がかりは残ったパビリオン、池の石垣、公園内に設置されているパビリオン跡の石碑と案内板。
かつてのパビリオンの写真とともに設置された案内板のおかげで当時を思い出すことが出来ます。
アルバムの写真はオリンパスペンEES2で撮影したもの。
今回はEOSキッスデジタルです。画角を45mm位にあわせて撮影。
今ではみずすましの池といわれている付近です。
突き当たりにソ連館。
かなり大きな建物だったのか……。
スイス館。光の樹の位置を確認。
国立民俗学博物館の敷地内だったのです。
真ん中あたりでポーズしている男性を真似て……。
美ヶ原美術館へ移設された大砲型の作品『スズメヲウツニタイホーヲモチダス』が置かれているところの石垣が一致しています。
今の国立民俗学博物館方向を眺めているのですね。
閉園時刻が迫っていたので3箇所しか確認できませんでした。
このイベントは毎回続きそうです。
今でも思い起こせる万博。あれ以降の万博なんて、万博じゃない……と言えるほどに、EXPO70って、鮮烈なイベントでした。日本の高度成長が一段落した時期で、何だか社会も、いい空気が満ち満ちていた感じですね。
またどしどし、ご紹介して下さい。懐かしんで見て下さる方も増えると思います。
ウチも、主婦の友社の『エキスポ70カラーガイド』を探してみようかな……?
おかげで万博の写真はこのアルバムにすべて貼り付けられています。
36枚撮りで72枚。万博で写した本数は意外にも少なく、4本程度でした。300枚足らずです。
考えてみれば、当時白黒プリントが1枚10円の時代。
中学時代の小遣いではちょっと厳しかった記憶があります。
一枚一枚の撮影で構図を考えたりして気合を入れて撮ったものです。
その写真がファイルされているアルバムを持ち出し、今回はとても楽しかったですよ。
次回はゆっくりと時間をかけて廻ってみようと思います。