プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2007年12月03日

シャッター羽根が開かない理由

やっと外れました。

分解しやすいように設計するべきです。
あれやこれや使ってようやく打ち込まれた芯を抜き取りました。

IMG_4707.jpg

シャッターをチャージしシャッターを切ると、
なぜか正常に羽根が開いている……。

メカを調べてみます。

シチズン製のシャッターです。

IMG_4724.jpg

下の写真は、上のチャージする部分を抜き取ったものです。
先に外したギアに繋がるシャフトを回転すると、
3.JPG右の羽根を開く腕を持った板を回転させ、左のネジリバネに強いテンションが掛かってシャッターがチャージされます。

その時の状態が下の写真です。ちょっとわかり難いですが
2.JPG

矢印のように腕がしっかりとシャッター羽根を開かせるレバーを掴んでいます。
シャッターを切ると、ネジリバネでテンションの掛かった板が勢いよく戻り、
その時腕が左方向、右方向に運動して羽根が開閉します。

シャフトが回転し、チャージされるギリギリの位置で回転を止めると、
2-1.JPG
この矢印のように
腕がレバーの上に外れたままの状態になります。
シャッターを切ると、腕は羽根を動かさないまま運動することになります。

シャッターの切れる音がするのに羽根が開いていない理由は、巻き上げてもシャッターのチャージ板がしっかり回転できていなかったと言うことです。
ここまで分解しなくても直った訳ですが、
分解しないと故障の理由がわからないのです……。

せっかくギアまで外したので、シャッター、絞りの羽根まで分解清掃する事にします。
posted by masaty at 10:40| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタAL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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