右側に見えるノコギリは絞りレバーと繋がっています。
絞りはスムーズに動いていますが、シャッターはリリースされている状態ですが止まったまま……。
ユニットの裏側のビスを外してメカ部分を抜き取ります。
羽根がピッタリと貼りついています。
絞り羽根を押えている板にもシャッター羽根の形が転写されています。
おそらく一度も分解されていなかったのでしょう。
油が少ずつ回り、それが硬化して貼り付いてしまったようです。
40年以上も前のものですから仕方が無いですね。
この写真を写した直後に、突然シャッター羽根が跳ね上がり、分離して散らばったのです。
シャッターメカも羽根が外れてから動くようになりました。