今回は、カニ目リングを外します。
http://masaty.seesaa.net/archives/20061028-1.html
たいていの場合はこれで何とかなるのですが……。
ペトリハーフは裏側から見ると、
レンズの周りにギザギザのカニ目穴付きリングが見えます。
これはレンズのリングです。
その外側にちょっと解りにくいですが、
カニ目溝付きのリングがあります。
ちょうどフイルムの対角線位置に太目の溝が見えます。
そこに改造ラジオペンチの先を乗せて反時計周りにグッ…
と行きたい所ですが、フイルムの枠が邪魔になりそうです。
このカメラの場合、運が良くてわずかに緩める事ができました。
あとマイナスドライバーでコチョコチョとやるとリングが外れました。
おそらくこのようなタイプのカニ目リングは専用工具的なものを使うのでしょうね。
私の場合、こんなやり方で外したりします。
あまりオススメしませんけど……。
太目の釘です。
釘の両端をカットします。
カットしたシャフトをラジオペンチで摘み、
カニ目リングの溝にはめ込み、回すのです。
このやり方でもかなりのリングを回してきました。
ただ、硬すぎる場合はシャフトが曲がる場合もあります。
後群のレンズが奥の方にある場合にしかできません。
押えて回す時にラジオペンチをレンズに当てて破損させる危険性もあります。
ですから、オススメいたしません。
でも試される方は、くれぐれも自己責任と言う事でお願いいたします。
高い専用工具を買わなくても100円ショップの商品で自分専用の工具を工夫して作るのも楽しいですね。
写真をアップされるのを楽しみにしております。