プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2008年05月25日

カニ目リングの外し方

引き続きご質問にお答えします。
今回は、カニ目リングを外します。

http://masaty.seesaa.net/archives/20061028-1.html

たいていの場合はこれで何とかなるのですが……。

ペトリハーフは裏側から見ると、
IMG_3275.jpg
レンズの周りにギザギザのカニ目穴付きリングが見えます。
これはレンズのリングです。
その外側にちょっと解りにくいですが、
カニ目溝付きのリングがあります。
ちょうどフイルムの対角線位置に太目の溝が見えます。

そこに改造ラジオペンチの先を乗せて反時計周りにグッ…
と行きたい所ですが、フイルムの枠が邪魔になりそうです。

このカメラの場合、運が良くてわずかに緩める事ができました。
あとマイナスドライバーでコチョコチョとやるとリングが外れました。

おそらくこのようなタイプのカニ目リングは専用工具的なものを使うのでしょうね。

私の場合、こんなやり方で外したりします。
あまりオススメしませんけど……。

IMG_3276.jpg

太目の釘です。
釘の両端をカットします。
カットしたシャフトをラジオペンチで摘み、
カニ目リングの溝にはめ込み、回すのです。

IMG_3277.jpg

このやり方でもかなりのリングを回してきました。

ただ、硬すぎる場合はシャフトが曲がる場合もあります。
後群のレンズが奥の方にある場合にしかできません。
押えて回す時にラジオペンチをレンズに当てて破損させる危険性もあります。
ですから、オススメいたしません。
でも試される方は、くれぐれも自己責任と言う事でお願いいたします。





posted by masaty at 01:17| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ペトリハーフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
masaty様 丁寧に解説ありがとうございました。100円ショップでそれらしい工具を買い集め、加工をしつつ挑戦、無事レンズユニットを外すことができました。前、中、後玉を清掃しましたが、既に手を入れられた個体らしく、どの玉にも盛大に拭き傷が入っておりました。但し、カビだけはきちんと取れましたので、とりあえずこれで組み直して試写してみるつもりです。ハーフカメラが好きで集めておりますので、今後もいろいろと参考にさせていただきたいと思います。今回は本当にありがとうございました。
Posted by tvkozo at 2008年05月25日 23:56
良かったですね。
高い専用工具を買わなくても100円ショップの商品で自分専用の工具を工夫して作るのも楽しいですね。
写真をアップされるのを楽しみにしております。

Posted by マサティ at 2008年05月26日 07:44
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