プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2011年07月21日

カウンターカニ目は正ネジ

ペン初期型のファインダーは樹脂製。
もろくて割れやすいです。
内部はカビや埃で曇っているため、
分解掃除しないと綺麗になりません。

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アルコールを染み込ませ、
樹脂を傷めることなく分解できました。

ファインダーの汚れは写りには関係ないのですが、
クリアーなファインダーは写す気分を盛り上げますね。
ペンSなどのガラス製に比べるとすっきりとまでは行きませんけど、
まずまずの仕上がりです。

最後に、
カウンターを押さえるカニ目ネジ。
無くなっていたので、他のペンから持ってきたのですが……。

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捻じ込めないのです。
逆ネジで有名な部分なのですが、
どうやら正ネジのようです。

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サイズの合うネジの頭にカニ目を半田で貼り付けました。


メッキが剥げていますが、
オリジナルに近い物になりました。

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ようやく完成です。

posted by masaty at 00:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月15日

レンズの分解掃除

絞りは動きがスムーズなので、今回はそのままにしておきます。

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問題の曇ったレンズを外します。

レンズは絞りから前の部分、後の部分に分かれます。

曇りはちょうど絞りを挟んでいた面に見られました。
どうやらカビのようです。

幸いにして比較的薄いカビだったので、
コーティングへのダメージはありません。


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シャッターユニットに組み込んで、
後はピントの調整です。

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posted by masaty at 23:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

シャッター部分が完了

ずーっと分解したまま放っておくと、組み立て方を忘れてしまいますね。ふらふらなるべく手際よく組み立てないといけないのです。
 
前回、シャッター羽根を組み上げました。
この時、羽根を開閉させるレバーを外さないと羽根が取り付けられず、
バネなど、色々外してから組み立てました。

外したパーツを元通りに戻します。

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バネは掴み損ねたり、嵌めるときに誤って飛ばしてしまう事があるので要注意です。

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シャッターの開閉が上手くいきました。
ようやくシャッター部分は完成です。









posted by masaty at 00:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

シャッターユニット分解

ペンのピントリングは回転ヘリコイド式です。
ピントリングのイモネジを緩めると
リングがすっぽりとはずれ、

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絞りユニットごと前群を回転させると
外れます。

ペンSとよく似ています。
シャッタースピードリングを外すと、

簡素素化されたユニットです。


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後のぺンEEに使われている2枚はね式。
最低速度が1/25なので、スローガバナーがありません。
ペンSに使われているユニットと比べると

http://masaty.seesaa.net/archives/20100408-1.html

隙間だらけですね。

ユニットを分解するために、
シンクロ部分を外します。

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一つ一つのネジや絶縁素材など、
コツコツと手作業で組み立てられた感じがします。

部品点数が少ない割には、
組み立てには、かなり根気と手間のかかる作業のようです。

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シンクロ部分が外れると、ようやくシャッター羽根まで分解完了。

羽根、ユニットを念入りに掃除です。

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posted by masaty at 23:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

レンズユニットを外す。

ペンDシリーズのユニットとは随分違いますね。
http://masaty.seesaa.net/category/5282256-1.html

初期の物はかなりシンプルです。

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シンクロコードの接続を外すため、
シンクロ側の貼り革を剥がします。

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剥離剤をしみこませながらやるのですが、
とうとう破ってしまいました……。

レンズユニットが外れました。

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posted by masaty at 22:51| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

トップカバーを外す

トップカバーを外していきます。

まず片側の吊環。
磨り減っているのでしょうか、
リングのきわが非常に薄くなっています。

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切れそうです。
これは、ねじ込まれていて、
トップカバーを固定するネジにもなっています。

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アクセサリーシューの板の下には、
シューとボディを固定するネジが隠れています。

 

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これでアクセサリーシューが外れます。
トップカバーには、フイルムの位置を示すマークが
刻印されています。
通常は丸に軸が貫通したマークですが、
このペンは串ダンゴ状になっています。
これも初期型の特徴だそうです。

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トップカバーが外れました。

posted by masaty at 23:52| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

クランクを外す

トップカバーを外しますが、
まず、巻き戻しクランクを外します。

クランクレバーを起こすと、
新しいタイプと比べてつまみに違いがある事に気づきます。

三角錐の金属が打ち込まれています。
これは、回転しないため、ちょっと使いにくいです。



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それに比べて左側の新しいタイプは、
ギザギザに刻まれた円筒のつまみが回転し、
操作しやすくなっています。



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なんか重みのあるクランクですが…。

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ゴロンとした感じ。

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右が別のペンのクランクです。
矢印がなく、初期型のようですが、
中がくり貫かれていて軽い感じです。

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裏側から見ると、違いがハッキリわかります。


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同じように見えても、
随分部品のつくりが違います。





posted by masaty at 23:43| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

三光ペン?

先日、手に入れたペンです。
つり金具が片方しかないタイプです。
随分くたびれている感じで、レンズ、ファインダーは曇り、
カウンター押さえのカニ目ネジが無くなっています。
でも、もしかして・・・・・・。

購入後、詳しい文献で調べてみると、
やはり三光商事という会社が生産したものらしいです。


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ファインダーはかなり汚れています。
レンズも同様。


三光ペンの決め手となる
絞り目盛の反対側にフラッシュの深度目盛がプリントされています。

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残念……。カニ目ネジが紛失しています。

シャッターボタンの模様が独特です。
これも決め手となるそうです。
posted by masaty at 23:52| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパス ペン 初期型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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