プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2012年07月20日

電源やモーターに問題

カメラの裏側にA M切り替えスイッチがあります。
Aは絞り優先でシャッタースピードが無段階で変化します。
Mは絞りに関係なく1/30の定速で切れます。ストロボを使うときに使うのでしょう。

切り替えスイッチをMにしてカメラを作動させて見ます。


巻き上げのモーターがなんとなく弱々しいです。
電池が新しくても動きが弱いです。

フイルムを入れると余計にトルクが掛かり、途中で止まる可能性が大きいです。
よく出来たカメラですが、電源やモーターに問題があり、実用で使えない感じがします。

posted by masaty at 10:08| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月10日

シャッターユニット分解

ギアボックスの組み込みにはかなり梃子摺ってしまい、ようやくレンズシャッターの分解です。
レリーズ音はするのですが、羽根が開きません。

順番に外していきます。

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これが絞りリング。
絞り値によって抵抗を変化させるブラシが取り付けられています。

メカ部分はまだ見えません。
次の銅板を外すと

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見えてきました。
電動で巻き上げられると、ねじりバネがチャージされます。
シャッターを押すと、ロックが外れ、
羽根が開くはずなのですが、開きません。

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カムの回転が粘っているため、
この羽根を開けるレバーを押し切れないようです。

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カムを分解掃除し、注油によって羽根は開くようになりました。
羽根自体には貼り付けなど粘りはまったくないので
今回はこれより奥は分解しないことにします。

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接点をショートさせると無事、シャッターの羽根が閉じました。
この緑の基板の裏には抵抗器が取り付けられており、
絞り値によってブラシが基板の上を移動します。




posted by masaty at 22:45| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月28日

ギアボックスの分解

ギア稼動部分も調べてみます。カウンターを外し、

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ギアボックスの天板を外します。
すべてが金属製です。
軸受け部分に注油すれば
動きも滑らかになるかも・・・・・・。


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これだけ沢山ののギアが組み合わさっているので、
組み立ても大変です。

さて、電池を入れて動作確認です。

すると、巻上げが開始し、シャッターがチャージされました!
シャッターの羽根は開いていませんが、
明るさに応じてシャッター音が変化しています。
シャッターユニットは作動しているようです。


シャッターを切り続けると
撮影の度にカウンターが減っていき、
0になった時点で壊れたかのように動かなくなります。

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カウンター0の位置で接点が外れるようになっています。

IMG_0443.jpg


カウンターは残数式で、フイルムを入れた時点で規定の枚数の位置にあわす必要があります。
合わせる位置を間違って、0になる手前でフイルムが終了したりすると、
フイルムがちぎれたり、またはモーターが止まって故障するかもしれません。


posted by masaty at 23:42| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

円盤状の基板

電池ボックスの半田付けのあと電池を入れると、モーターがかすかに動きました。
しかし電池が新品にもかかわらず、
途中で止まってしまいました。


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モーターに繋がっている部分を調べてみます。
手前の箇所を外します。

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円盤状の基板が外れました。
下にはモーターの接点が見えます。
円盤の基板から回転しながら電気が供給されるようですね。
この辺が接触不安定になるような感じです。

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円盤の基盤に溝ができています。
モーターの接点とが擦れて摩耗しているのでしょう。

接触不安定の解消になるか判りませんが、
モーターの接点と円盤の基板を金属磨きをかけました。




posted by masaty at 22:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月13日

電池ボックスの断線

トップカバーを外すと、ご覧のとおり

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手作業でハンダ付けされた電子回路が見えます。
狭いスペースに苦労して押し込まれた様子がうかがえます。

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シャッターボタンに組み込まれたスイッチ。
接点を磨いておきます。

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奥の方にオートとマニュアル切り替えで作動するスイッチが見えます。
この接点も磨いておきます。

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電池ボックス側の貼り皮を剥がします。
底板を外し、電池ボックスの側面が見えてきます。

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電池スペースは大きい・・・・・・。
本体裏側は、フイルムスペースもありますから、
メカ部分って僅かなスペースしかありませんね。

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電池ボックスの接点です。
頻繁に動かなることがあったのでしょうか・・・?
随分磨かれています。
接点部分が螺子留めされているので
外してみると、断線が見つかりました。

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断線というよりも、ハンダが外れていました。

接点を磨いても全く動かなくなり、手放されたのでしょう。
posted by masaty at 23:30| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

珍品オリンパスペンEM

珍品オリンパスペンEMです。

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最近めったに見ることのないカメラです。
それが、近所のリサイクル屋さんのジャンク箱に転がっていました。
速攻でGETしてきました。

単3電池2本を使用して
自動巻き上げ、自動露出、電動巻き戻しのできる当時としては先進機能カメラだったのです。
詳しくは、オリンパスのHPにてオリンパス オリンパスの歩み: ペンシリーズ紹介されています。

ペンEMは故障しやすく不動品がほとんどと言われていますが・・・・・・、
早速電池を入れて作動確認しました。

予想通り、全く反応なしです。

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電池ボックスの接点。
電池による腐食ありませんが、
表面を削った跡が見られます。
接触不良と判断され、頑張られたのしょう。

分解して、内部の接触不良または断線を調べてみます。






posted by masaty at 23:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペン EM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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