プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年07月13日

こんな感じ。サイズがぴったりでした。

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カット部分が歪ですが、今回はぴったりサイズでした。知り合いの専門家の話では、これをカナダバルサムで接着。
昔、理科の時間で鉱物の標本を作リましたね。
プレパラートとカバー硝子の間に標本をサンドイッチにして接着剤を流し込む。
この接着剤がバルサムです。色々探すのですがなかなか見つかりません。
PTAの時に知り合った光学会社の社長に聞くと、最近はバルサムを使わないそうです。光に当てると硬化する素材を今では使っていると言うことです。
「メッキをはがしたり、硝子を接着するとか、・・・一体何をしてるん?」
と聞かれたので、実はプリズムをこんな風にして・・・・・と事情を説明すると、「そんな手間なことせんでも、うちで蒸着やってあげるでぇ。」
と言うことで、ニコンFのアイレベル、フォトミックファインダーやミノルタXEや、SR-1・・・10個ほどまとめて蒸着してもらうことにしました。
PTAもやっといて良かったなぁ!と思いました。
posted by masaty at 00:21| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

表面鏡をカット!

メッキ側をセロテープで保護し、ガラス面側から断面が3角形のダイヤモンドやすりのエッジ部分で削りました。
ガラスに注意!
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削り込んでいくと断面がV字型になり、しばらくすると、パリッと亀裂が入りました。


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これで何とか使えそうです。・・・・・・・・・
やってみようと思われる方は、くれぐれもガラスに注意してくださいね。自己責任でお願いします
posted by masaty at 00:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

ミラーがきっちり収まりましたが・・・

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こういう具合でミラーとプリズムがうまく収まりそうです。

プリズムの上にはみ出した部分をカットして、貼りあわせばOK。なのですが、カットが難しい。

ガラス屋さんは、ダイヤモンドのメスで線をひいてその線通りにパキッとやりますよね。

まねをしようと、ダイヤモンドヤスリの先で線を引き、上から木槌でコンとやると、全然違うところがパキッといってしまいました・・・・

何か良い方法は無いでしょうかね?
posted by masaty at 00:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

メッキを剥がしたプリズムに表面鏡をはりつけるのですが・・・・・・

写ルンですの表面鏡は厚みがかなりあるので悩みました。

表面鏡を張り合わせる修理の仕方は、随分前ですが、知り合いのカメラの修理屋さんから聞いた事があります。

プリズムの補修には、ペンタックスなどのジャンクからクイックリターンミラーを部品取りし、これを適当な大きさにカットして張り合わせる。
接着には、カナダバルサムを使う。と言うことでした。

私は、ミラーを部品として取り外すようなジャンクは持っていません。
もったいないので他に変わる素材を色々探しました。

そこで見つけたのが写ルンです望遠。
最初はレンズだけが欲しかったのですが、ばらばらに壊すと中からミラーが出てきたわけです。

大きさとしては、2枚あるミラーのうち大きいほうが丁度良いようです。

仲良くしているカメラ屋さんからいつでも頂けるので、とりあえず部品代はタダです。

この分厚さを薄くするためにダイヤモンドヤスリで削って薄くしようとしましたが、表面鏡に傷をつけたり、途中で割れてしまったり、あまりうまく行きません。

そこで、分厚いまま使う方法として、少し手荒な方法を思いつきました。
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ミラーの幅に合わせて、プリズムをのせる台を金属用ノコギリでカットしました。
posted by masaty at 00:53| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

メッキが綺麗に剥がれました!

安物の漂白剤でも強力な薬品です。
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フィルターのケースがあったので、これに漂白剤の原液を入れます。
メッキ面を浮かすようにつけるため、ティッシュペーパーの団子を入れ、そこにプリズムをのせます。
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10分ほどでご覧のとおり。
メッキが溶けてしまいました。
今まで、こすったり、洗ったり、コンパウンドしたりして何個か駄目にしました。
でも、この方法が一番簡単で短時間で剥がす事ができますよ!
posted by masaty at 09:58| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

メッキ部分を剥がす・・・・・・

知り合いに光学製品を製造している社長がいます。
子供が中学の時、無理やりPTAの役員を頼まれました。
その時会長だった人がその社長です。
私などPTA未経験だし、カメラオタクで無口だし・・・と断ったのですが、カメラの話で盛り上がり、知らない間に引き受けることに成ってしまいました。
以来、その社長とはカメラ修理などでお世話になっています。

その人の話では、水酸化ナトリウムに漬けると簡単にメッキが剥がれるらしい。
業務用薬品を扱っているところで分けてもらえるということです。
身近なところで探してみると、家庭用の漂白剤にも水酸化ナトリウムが含まれていています。
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これは一番安物の家庭用漂白剤です。

posted by masaty at 00:07| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

ファインダーに黒い横線が見える・・・・

一眼レフジャンクカメラでファインダーに黒い横線が見える物があります。
今までに見つけた機種
ペンタックスSP、SPF、SP2、ES
ミノルタX7、XE、SR1
トプコンユニなど。
劣化したウレタンが、ファインダーから最初の反射面のメッキを横一線侵食しているからです。
この反射面を綺麗にしてみます。
これはペンタックスSPのプリズムです。黒塗りの塗装を剥しました。
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この黒塗り塗装はシンナーなどではなかなか取れません。
無理やり爪などでこすったりして傷をつけ、駄目にしたことがありました。
近所の塗装屋さんで相談したところ、ネーメンという塗装剥離剤を分けてもらいました。これを反射面に塗ります。ドロっとした糊状なので割り箸など使ってまんべんなくのせるように塗ります。すると、数十秒で塗装が浮き上がり、ふき取ると、あっという間にメッキ部分が露出します。
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posted by masaty at 22:11| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ペンタプリズムの補修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする