プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年09月02日

EOS1000とまったく同じ要領でした・・・・・。

昨日の続きです。
ミラーボックスを引っ張りあげると・・・・・・
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ググッと引き上げられ、
そして手前に引くと

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シャッターユニットごと分離しました。


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それにしてもプラスチック部品が多いですね。
レンズマウント、ミラーボックス、ボディ本体・・・
プラスチックなればこそ、複雑な形でも精度の高い設計できるんでしょう。
それらのパーツがきっちりとはまり込み、ひとつの形にしあがって行く様子には驚かされますね。

しかしこれだけ複雑な構造でつくりあげられた高性能なカメラなのに、なぜか愛着が沸きません。
プラスチックボディがいけないのでしょうか?
金属ボディにすればどうでしょう?イオス1のように。


さて、輸出モデルも
まったく1000と同じ要領で分解ができました。
この後、シャッター羽根を掃除し、シャッターゴムを交換。

これで不良個所が直りました。
あとは、間違いなく半田づけして仕上げます。
posted by masaty at 00:34| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

ここまで外すと、・・・・・

昨日からの続きです。

マウント部分から向かって左側にモーターが取り付けられていて、金属プレートの一箇所のビスを外します。

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マウントの右側の基盤が、ボディから突き出た数カ所の突起部分と半田づけされているので、半田を吸い取って外します。

ボディ底の写真部分のギァボックスをはずします。
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最後に、ボディとミラーボックスを止めてある4本のネジをはずします。


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ここまで外すと、いよいよ分離します。
ミラーボックスを上にひきあげるように引っ張ると・・・・・・

明日に続きます。






posted by masaty at 00:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月31日

昨日の続きですが・・・・・

折りたたんであった基盤を起こし、アルミプレートを外すとスプロケットの回転
数などを伝える3ヶ所の接点が基盤につながっています。

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この3箇所の半田を吸い取ります。

プリント基盤が外れます。

コードの束を外し易くするために透明の板をはずします。

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スプロケットに連動するブラシ付のギャーと基盤もいっしょに外れます。

次にモードダイヤル側ですが、
2本のビスをはずすと、回転スイッチ部分がそのままはずれます。
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後もう少しで分離できそうです。明日に続きます。

posted by masaty at 00:35| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

配線を外し、分解を進めます・・・・・

色弱という生まれつきの体質は改善できないので、ずぅーっと工夫しながら克服する技を身につけていきました。
赤緑が見づらいといっても、信号の区別はわかるので自動車は乗れます。
特に不便を感じるのは、赤みかかった、とか緑かかった曖昧な色の区別です。
それなのに実は、本職がファッション業界に携わる仕事をやっているのです。
自分でも不思議ですが・・・・・・・・・・・・・・。

本題に戻りますが、
シンクロ部分の配線を半田ゴテではずし、トップカバーが外れました。

シャッターボタンとダイヤル部分の2本のネジを外し、基盤付きのままはずします。
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液晶板をはずし、
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プリント基盤の2本の線をはずします。
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基盤下のアルミプレートを外します。
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連日の寝不足できょうはもう限界です。

つづく




posted by masaty at 00:24| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

旅先で買ったEOS REBELS

カメラ博士によると、レベルSは1000Sの輸出モデル。

前回1000を分解したところだったので、復習のつもりで分解するまでを詳しく書いてみます。

ネジはそれぞれのパーツごとに種類が違うので、パーツに貼り付けるかしてバラバラにならないようにします。

トップカバーをはずすにはシンクロ関係の配線があります。

デジカメで撮影して配線を外していましたが、接続のときに間違えそうになります。
というのも、生まれつきの赤緑色弱のため、ピンク、うすいグリーンがとてもわかりにくいのです。

そこで、一工夫。

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配線を一度にはずす前に、基盤を3つ位のエリアに分け、そのエリアごとに配線をセロテープで束ねてから外しました。

こうすると、接続のときエリアごとに3から4本程度になるので、色弱の私でも人に頼ることがなくなります。


余談ですが、昔から色がいっぱいあるものから或る色を取り出したり、色を当てたりするのが苦手でした。

苦手というより区別できないという感じです。
中学生時代、技術系科目が好きだった私にとって進路を左右する重大な問題だったのです。

眼科の先生に「君の色弱の程度では技術系進学はむつかしい。」といわれてかなりショックでした。

そのため、大学も文科系に進学。ところが、もともと技術的なことが好きだったため、カメラ分解、修理を始めた・・・・。というわけです。

つづく



posted by masaty at 01:04| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

プラモデルを作っているような感じ・・・・・・・。

純正のゴムダンパーと取替え、当分劣化することはないでしょう。
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ミラーボックス部分の本体への組み付けは特に問題なく、むしろ機械式のカメラより単純です。
見た感じ個々のパーツは複雑な容をしていますが、分解したり組み立てたりがとてもし易い設計になっているのに感心しました。
プラスチック加工の優れた技術なんでしょうね。
このような電気カメラは、プラモデルを作るような感覚。
特に熟練者でなくてもそれなりに精度がでるように設計されているのでしょう。
設計には労力が掛かっているのでしょうが、一台一台の生産には、それほど人の手がかかっていない。
人の手が掛かっていない品物には愛着が湧かないような気がします。
せめてボディ本体を金属にして、人の手により磨かれたり、塗装されたりするだけでずいぶん違うと思うのですが・・・・・・・。

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ばらした時の配線等を間違いなく半田付けして出来上がりです。

カメラの修理は、やはり機械式が一番。
調整に手が掛かるものほど面白いですね。


明日17日から5日間、仕事が休みです。
趣味のカメラ修理もちょっとお休みします。
posted by masaty at 00:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

純正のシャッターゴム

汚れたパーツをメタノールに浸すと綺麗になりました。
シャッターの羽根はスムーズに動くか確認して、
いよいよ組み立てです。

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これは、左がキッスや1000s用の純正ゴムです。
当初のものよりも劣化しにくい素材だと言うことです。
650や1000の物より大きくなっているので、
右のようにカットしました。

posted by masaty at 07:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

こんなにベトベトでは・・・・・・・

プリント基盤と配線を間違えないようにあらかじめデジカメで記録。
丁寧に半田ごてを使って必要な個所だけ外します。
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底の中心部にあるギャーボックスを外します。
シャッターユニットはミラーボックス側に取り付けられていて、前後2本ずつの螺子をはずすと本体から分離できました。
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シャッターユニットの銀色の板をはずすと・・・・・・・・・
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緩衝用のゴムが溶け出した板チョコ状態。
こんなにベトベトではシャッターを切るたびに溶けたゴムがへばり付くのは当然です。
何度ふき取ってもゴムがなくなるまでは続いてしまうわけです。
キャノンサービスの話では、この症状が出始めたら一刻も早く修理に出してほしいとのことです。続けて使っていると、羽根やらユニット内部を破損してしまうそうです。


posted by masaty at 00:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

EOSの一部の機種に見られる特有の症状です

実は、私もメインカメラとして630を使っていました。
そして、サブとして1000や10なども中古で買い集め、2,3年使っていたらまず、630にこの症状が出現。
ほかの1000なども調べてみると、羽根の端に少し付着!
ジャンクではなくまともな中古を購入したものだったので販売店で聞いてみることに。
すると、600番台、1000、10、100などすべて同じ症状が出るとのこと。
修理には1万円程かかる。ということでした。
3台とも修理するとなんと3万円も!
修理に出すことをやめ、捨てるつもりで自分でやる事に決定。
その当時、650がジャンクワゴンで見られるようになったころでした。
電気カメラは経験不足なので、分解練習のため1台購入。
その650を当時30万画素クラスのデジカメで配線個所など撮影しながら、プリント基盤のはんだを吸い取って丁寧にはずしながら分解し、ようやくシャッターユニットへ到達。
すると、(これは今回の1000の物ですが)
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先幕シャッター緩衝用のゴムがベタベタに溶けていました。
キャノンのサービスへこのベタベタを持っていき、事情を説明したところ、
結構話を聞いてくれる方がいらっしゃって、純正パーツを分けていただきました。
8年くらい前の話で、最近では誰が行っても殆ど部品を分けてもらえないそうです。
純正部品というほど大げさなものではありません。劣化しにくいゴムをユニットの隙間に収まる大きさにカットするだけのことです。
posted by masaty at 01:30| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

時々上半分が写らないカメラです・・・・。

知り合いがEOS1000QDを持ってきました。
ほとんど使ったことがないということでボディは新品のようにきれいです。
ところが、久しぶりに使ったら、何枚かが上半分が真っ暗な写真になるとのことです。
レンズの上半分を手で隠した覚えもないと言ってました。
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シャッター羽根に黒くべたべたしたものが付着し、何回拭き取ってもだめだったそうです。
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posted by masaty at 00:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | EOS 1000 QD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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