プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年10月12日

ピント調整にはこのような物を使います。

外したレンズを元に戻したとき、ピント調整が必要です。
そこで、

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ルーペの対物側の枠に一眼レフのピンとグラスを貼り付けてあります。

このピントグラスには、中心にスプリットイメージやマイクロプリズム付きのほうが
正確に調整できます。

これをフイルムのガイドレールにキッチリのせます。
シャッターはTに、絞りは開放にします。

01010048.jpg


カメラを無限大方向にむけます。
ルーペを覗き、取り付けたレンズを回して無限大にピントが来る位置を決めます。

ピントリングを無限大で固定します。

この改造ペンS-Uはバルブが出来るので、確実なピントあわせがやりやすいです。
posted by masaty at 00:16| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

EEを消して、オリンパスペンS-U完成!

ようやく完成です。

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マジックで文字を書き込んだ所は不細工ですが・・・・。
EES−2はオートが使えないのでEEの文字を消しました。
ペンS−Uという名前になりました。

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このカメラの特徴は、バルブレバーをTの位置にすると、バルブになりますが、写真のように左手人差し指を軽くレバーに触れる感じでRock方向へ押すと、シャッターが閉じます。

これを練習するとスローシャッターを切るのが可能です。
良く写るレンズという事なので、マニュアルを生かして
さまざまなシーンを写してみようと思います。

posted by masaty at 00:16| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

バルブ切り替えレバー取り付け

シャッタースピード切り替えレバーの位置と、
バルブ切り替え軸の位置をキッチリ合わせて穴を開け、
トップカバーを乗せました。

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バルブ切り替え軸はスプリングで常に弾み車を押さえる方向にテンションがかかっています。
これを解除できるようにレバーが引っ掛かるボッチを作りました。

この切り替え軸を写真のように加工し、
a01010076.jpg


キャノネットの巻き戻しレバーを裏返して止めると、

a01010077.jpg

レバーのギザギザがボッチに引っ掛かり、
バルブ解除の位置でロックされます。

通常は解除の位置ですが、バルブ、タイム露出のときはレバーのロックを外すとスプリングの力でバルブになります。
左手人差し指でレバーを軽く解除方向に押すとシャッターが戻ります。
posted by masaty at 00:22| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

バルブ機構が完成!!

バルブメカを本体に組み込みました。
上から見ると、


01010054.JPG

写真のように軸を反時計回りに回す事によって、
ゴム団子がはずみ車を押さえ、時計回りにまわすと、離れます。

このバルブ機能は1/30の時にのみ作動します。

01010057.jpg


トップカバーにシャッター切り替えダイヤルとバルブ軸が飛び出る部分に穴を開けます。



いよいよトップカバーを次回取り付けます。
posted by masaty at 00:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

バルブ機構の製作・・・・・

ファインダーを取り付けると、
はずみ車は露出計のメーターで隠れてしまいます。

露出計は使わないのでメーターを取り外し
メーターボックスを空っぽにすると、


01010040.jpg


円筒のスペースが出来ました。
このスペースから弾み車まで遮る物がありません。
細工がしやすそうです。

ここに弾み車のブレーキを作ってみましょう。


pen.gif

このようなものを作りました。
ゴム団子を刺した軸が、レバーを動かす事によって出たり入ったりします。
posted by masaty at 00:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

出来たら、バルブも出来るように・・・・・

ここまでのシャッター2速切り替えは、
レバーの位置は違いますが、以前EESで改造したのと同じです。

バルブが出来たら、よりペンSに近い物になります。

もう一度シャッターユニットの写真です。

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黄色矢印の弾み車は、1/30を出すための緩速装置です。
1/30でシャッターを切ったらこの弾み車が蹴飛ばされます。
弾み車を指で固定してシャッターを切ると、羽根が開きっぱなしになります。
指を離すとシャッターが戻ります。

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矢印のように、
切り替えレバーでこの弾み車を固定したり戻したり出来る構造を、次回考えます。
posted by masaty at 00:46| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

シャッターが2速に切り替わります。

シャッターユニットの警告表示が出ないようにバネを外します。

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ボディに取り付けてみます。

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糸をボルトに捲きつけて、ボンドで固定します。

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ネジを左に回すと糸がピンと張り、シャッターが1/30で切れます。
逆に右に回すと糸が緩み、1/250で切れます。




posted by masaty at 00:20| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

シャッターダイヤルの位置が決まりました。

ナットを接着剤でボディにしっかりと固定します。
布地などをテープ状にして補強するとしっかり止まりました。

s01010031.jpg



このボルトをシャッター切り替えダイアルにします。

ネジにに糸を巻きつけ、ボルトのつまみを左に回すと糸が引っ張られ、右に回すと糸が緩むと言う単純な構造にします。
改造は、複雑にすると大抵失敗しますので・・・・。


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糸を取り付け易くするため、巻き上げ部分を分解します。
posted by masaty at 00:29| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

シャッタースピード切り替えダイアルの製作・・・・・・・

sa01010018jpg.jpg

上の写真にある黄矢印のレバーに糸を引っ掛けて、引っ張ったり、緩めたり出来る構造を作ってみます。


s01010030.jpg

引っ張った状態でシャッターを切ると、1/30になります。
緩めた状態でシャッターを切ると矢印のレバーが左に傾き、1/250で切れます。

ダイアルに適したネジは、これを使います。

s01010020.jpg


どの辺に付けると良いのか、適した位置を検討します。


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posted by masaty at 23:53| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

シャッタースピード切り替え付きのペンEESです。

昨日の続きです。
pens.gif

これも露出計不良のペンEESです。

5年ほど前ですが、
マニュアルで使えるように、
シャッタースピードを1/250と1/30の2速を切り替えレバーで変えられるように改造しました。


シャッターの構造です。

sa01010018jpg.jpg

通常黄色い矢印のレバーはこの状態です。

シャッターボタンを押すと、

ba01010015.jpg


矢印のようにレバーが左に傾きます。
このとき、シャッタースピードは1/250になります。
このレバーを傾かないように引っ張ってシャッターを切ると、
1/30になります。
このシャッタースピード制御はレンズの上についているシーソー形のレバーが、明るさに応じて上がったり下がったりして
自動で切り替わるようになっています。
 この改造にはそのシーソー形レバーを取り外しました。


この矢印のレバーを手動で制御すれば、2速を自由に切り替えられます。


posted by masaty at 01:18| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

マニュアルで高速シャッターが欲しい・・・

露出計の再生はセレンを入れ替える他に方法がありません。

ペンEEシリーズは、オートが正常な場合はとても便利なカメラです。
しかし露出計不良になると、マニュアルを使うことになりますが、
シャッタースピードは1/30の一速で絞りが2.8から22までです。
これでは、明るい屋外では使えません。

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シャッタースピードが選べるペンSやDシリーズの方が人気があるのは、
状況に応じてシャッター、絞りが自由に選ぶことが出来るからでしょう。

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ペンEES-2は、オートのときでもシャッターが2速しかありません。
1/30と1/250です。
マニュアルで1/250が使えるようになれば、使用状況が広がります。
また、Bも使えるようになれば、夕方から夜景の撮影まで可能です。

せっかくのD.zuiko F2.8高性能でよく写るレンズなので、
ペンS 2.8に匹敵する性能に近づけたいですね・・・・・。

pens.gif
この写真の解説は、明日に続きます。

posted by masaty at 00:42| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

感度が鈍い・・・。やはりセレンが劣化・・・

感度を400にあげてみると・・・、
針が動いている。
しかし感度が鈍そうです。
断線は、当初の1箇所だけでした。

これで露出計OK!と喜んだのも束の間・・・・・。

感度400で直射日光に向けても・・・、
本来ならば振り切れるはずの針が
2/3位のところを指します。
これではかなりの露出オーバーになります。

メーターとセレンの間の抵抗を外し、直結しました。
それでも、直射日光で3/4位のところを指します。
振り切れません・・・・。

セレンを取り外してみます。

s01010061.jpg

44.2.6と記されています。
昭和44年製造なのですね。
このカメラ、38歳です。
でも、この時代のカメラは、メカ部分を整備すれば新品時の動きが蘇るのですね。すばらしい・・・・。


セレンはドーナツ状になっているのかと思ったら、半分だけの円弧型です。
01010081.jpg
色が薄くなりかけている部分があります。
裏側の接点を磨いてみて、もう一度半田付けし直し、
試しましたが結果は同じでした・・・・。
やはり、セレンも劣化しているようです。
posted by masaty at 08:40| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

シャッターまでは調子よく組みあがったのですが・・・・・・。

レンズをカビキラーでカビ落とし。
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このレンズも蜘蛛の巣状態でした。
でも、ほんとに綺麗になります。


2枚の絞り羽根、土台もアルコールで洗浄。
s01010011.jpg

ビスを止める時、間にスペースを作るための座金を通すのを忘れないように組み上げます。
スムーズに動くことを確認します。
s01010012.jpg

シャッターユニットも組み上げ、シャッターがスムーズに切れるか確かめます。
s01010014.jpg
シーソーのようなレバーが上下に変化することによってシャッター速度が1/250と1/30に切り替わります。
正確に変化しているようです。

次に、露出計の断線していた箇所を半田付けしました。
セレンに光を当てて露出計の針の動きを見たのですが・・・・・・・
a01010056-1.jpg
 
これは蛍光灯に向けて、ASA100の状態です。
針がほとんど振れません。
まだどこかが断線かしているのか・・・・・・・
posted by masaty at 23:33| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

絞りユニットまで分解・・・・・

レンズユニットをさらに分解します。

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2枚のシャッター羽根が現れました。油が付着し、動きが粘っていました。
羽根とその周りの油を取り除き、綺麗に掃除します。


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レンズの後群もカビが発生しています。
レンズを外すと3個のビスが見えます。

a01010067.jpg

このビスは後で外すことにします。


レンズ前群を分解。
レンズ周囲のネームプレートに3箇所芋ネジがあり、緩めると外れます。

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レンズを外し、セレンが外れます。

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ピントリングを止めている3本のビスを外すと、絞りリングまで外れてしまいます。

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ここで裏返して先ほどの3本のビスを外すと、絞りユニットが外れます。
絞り羽根も油がまわっていました。

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posted by masaty at 00:08| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

セレンの劣化と言うよりも断線??

例によってトップカバーを外します。

01010054-1.jpg

巻き戻しノブを外すときは、シャフトを止めているネジを緩めてからでないとネジを切ってしまいます。

アクセサリーシューにつながるコードの半田付けを外します。
これでトップが外れました。

オートが働いているか調べてみました。

01010056-1.JPG

感度を最高にして、太陽光に向けても針が動きません。
明るさに全く反応しないので、セレンの劣化と言うよりも断線の可能性が高いようです。

さらに分解を進めます。
ファインダーのカビ取りの為にコードの束ねてある部分をほぐしました。
すると・・・・・・・、

01010058-1.jpg


このコードの束はセレンとメーターとをつないで絶縁してある部分です。
やはり、思ったとおり断線でした。絶縁箇所の半田付けが外れています。
メーターが動かないはずです。

カビキラーでカビを落とし、レンズユニットを外すためボディの張り皮をめくり、レンズ周りのプレートを外します。


01010060-1.jpg

裏側から4本のビスを外すと簡単に外れてしまいます。

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posted by masaty at 00:07| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

想い出のカメラ オリンパスペンEES−2

フリーマーケットで最近ジャンクをゲットしました。
オリンパスペンEES−2です。

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オリンパスペンEES−2は私が中学1年のときに貯金を叩いて買った想い出のカメラです。
購入動機は、次の年に開催される大阪万博を写真にして残そうと思ったからです。
しかし、そのカメラも万博終了後、ペンタックスSP購入資金になってしまいました・・・・・・。


あの頃は日本の経済も上り基調、万博は経済成長の象徴のような祭りでしたね。
日本企業のパビリオンには、今まで見たことの無いものが展示され、見る物すべてに感動したものです。
たとえば、電気通信館のワイヤレスフォン。


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線が繋がっていないのに電話がかかる。これが未来の電話か?っと驚きました。
今では携帯電話を当たり前のように使っています。

ちょっと変わった物にサンヨー館の人間洗濯機。

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水着を着たお姉さんがモデルになって入っていました。
おじさんたちは洗濯機よりもお姉さんを見ていたようですが・・・・。
自動で体を洗い、濯ぎ、乾燥までやってくれるそうです。
頭はどうするのだろう。潜ると洗えるだろうか・・・?と考えたのが懐かしいです。
これは実現しなかった商品ですね。
今でもサンヨーの会社に実物が展示されているそうです。

中学2年と言う多感な時代に大阪万博が開催されて、
経済成長、技術革新が進んでいく様子を万博を通じて体感できたのはとても幸運だったと思います。

話はよこみちにそれましたが、このペンEES-2はオートがまったく働きません。
マニュアルなら切れるかと思ったらシャッターの切れ方がぎこちないです。
レンズもカビだらけです。

明日からこのオリンパスペンをやってみようと思います。

posted by masaty at 00:26| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | オリンパスペンEES-2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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