プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2006年12月05日

やっと完成です。

だらだらと長すぎて申し訳ありませんでした。
自分が書いたのに、途中から読むと意味が解りません。

ずっと読んでいただいた方(いらっしゃるのかな・・・・・?)、
付き合っていただき、ありがとうございました。

次回からはもう少しすっきりやりたいと思います・・・・・・。

01??010073.jpg

後のペンタックスSPの原型になったということが並べてみるとよくわかりますね。
また、今では古めかしいSPでも、デザインが現代的に見えてくるのも不思議です。

修理ばかりの日記ではなく、たまには撮影記録も載せてみようとも思っています。

posted by masaty at 00:20| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

代替部品が見つかりました。

昨日は、どうしようかと悩んだのですが、色々なネジを締めこんで見ました。
すると、同じピッチのネジがしっかりとねじ込まれます。
ルーペでよく観察すると、オス側もねじ山が磨耗していることがわかりました。

0101d0062.jpg

右が劣化したネジで、左は代替部品です。


0101d0063.jpg

こんな具合でうまくセットできました。

完成間近で再び故障はよくある事です。

修理を本業にされている方は、大変な苦労をされていることでしょう。
尤も、プロの方は再故障が起こらない熟練した技術を持っておられますけど。
たまに修理屋さんから帰ってきて、すぐに故障してしまったという話を聞きますが、あまり責めないでほしいと思いますね・・・・・・・・。


明日には、幕のタイミング、ギャーの位置等を合わせて完成予定です。
posted by masaty at 00:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

今日で完成!の予定でしたが・・・

24日も掛かってしまったアサヒフレックスも、ようやく今日で完成です。
と言いたかったのですが・・・・・・・・・。

実は、すべて組み上げて完成していました。今日のブログは完成写真を載せて終了と言う事で、簡潔に終わるはずだったのです。

シャッターも快調に作動し、何度も試していました。
高速のシャッタースピードを変えるのに、リングを持ち上げて回します。
この操作を繰り返しているうちに、リングを引っ張り上げるバネが緩んだような感触になりました。
その状態でシャッターを切っているうちに、巻き上げ出来なくなりました。
トップカバーを再び外し、点検すると幕のバランスが完全に狂っていました・・・・・・・・。

010a10058.JPG

結局、幕を貼り付けたところまで逆戻りです。
写真の矢印が、後幕、先幕のタイミングに係わるギャーを押さえているネジです。
このメスのねじ山が潰れてしまったようです。空回りします。

このギャーは高速回転してレバーを蹴ったりするので、押さえるネジが外れると、ジャンプしてギャーの位置が狂ってしまったのでしょう。
最初に故障していた状況もよく考えてみたら同じ状態だったように思います。
故障の原因がどこにあるのかをしっかり調べておくべきだったのでしょう。


それにしても、困りました・・・・・・・・・・・・・。
posted by masaty at 00:45| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

シャッタースピードの調整

先幕のテンションを上げると、後幕も走るようになります。
ここで、シャッタースピードを1/500にあわせます。
低速スピードダイヤル優先なので1/25にしておきます。
裏蓋をあけて蛍光灯にかざしてシャッターを切り、幕の開き具合を見ます。

幕が開いていませんでした。
最初に適当に掛けた後幕のテンションが強すぎたようです。

1/500のとき、先幕が出発して、すぐ後に後幕が追いかけます。
後幕のテンションが強すぎると、すぐに先幕に追いつき、追い越してしまいます。そのため、シャッターが開かないわけです。

as.jpg

先幕と同じくらいのバランスになるようにテンションを緩めていきます。
蛍光灯にかざしてシャッターを切ったとき、明るさが満遍なく見えたあたりがバランスの取れた状態のようです。
テレビを使ってシャッターを切って確認すると、

asd.jpg

こんな風に見えます。
このスリットの幅が大体平行ならば、OKでしょう。

次に、スローの調整です。
ガバナーの位置を微調整します。

asf.jpg

矢印のビスを緩め、ガバナーの位置を微妙に変えてみます。
1/2、1/4、1/8のスピードを他のカメラで長さの感覚をつかみ、そのスピードと大体同じになる位置でビスを締め付けます。
これで調整は終了です。

実際、シャッタースピード測定器を使ってやるべきなのですが、カンで調整しても、ネガフイルムならば結構いけるようです。



posted by masaty at 00:10| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

再び組み直し、今度こそ・・・・・・・・

補強できたミラーアップレバーは厚みも増しました。
再度組み直して巻き上げてみます。

11.jpg
シャージレバーに押されて下へさがって行きます。
さらに巻き上げると、
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下に押されたミラーアップレバーが最下位置に来た時点で、
ロックレバーがミラーアップレバーをロックしました。
成功です。

シャッターを切るとミラーが上がり、先幕が走りましたが・・・・
先幕のスリット竿の上下端がミラーボックスのシンクロ接点に擦れて止まっているようです。
最後まで走りきれていません。


幕が走りきれるまで先幕のテンションを上げてみます。
01010043.jpg



posted by masaty at 23:37| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

銅板を使って補強・・・・・・

50年も前のカメラなので、
品質が落ちる金属部品も在ったのでしょう。
磨耗していたり、破損していたり、よくあることです。
新品部品は調達できませんから、同じものを作ったり、補修したりしないといけません。

今回はレバーの磨耗なので、擦り減った箇所を埋める事にします。
埋めるというよりも、薄い銅板を巻いて半田付けで補修しました。

01t010039.jpg

このレバーは本体の細い隙間を行ったり来たりします。
銅板を巻いて半田で固定しますが、やすりで身を落としてなるべく元の厚みに近づけます。
再度本体に組み込みます。そして巻き上げてみると、

01t010040.jpg

チャージレバーがロックされるようになりました。



posted by masaty at 22:45| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

やはり悪い予想が当たりました・・・・・・。

巻き上げて、シャッターを切ります・・・??
切れない・・・・・・・。
ミラーアップしません。

01010101s.jpg

ミラーボックスのミラーアップをチャージするレバーが引っかかりません。
これは、やはり磨耗しているのが原因で規定の位置まで押し込まれないようです。
指で少し押してやると引っかかり、そうすればシャッターが切れます。

うーん、困りました。

明日、再度ミラーボックスを下ろし、レバーの磨耗を修正するか検討してみます・・・・・・・・・。
posted by masaty at 23:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

ミラーボックスを本体に組み込む・・・・・・

ミラーボックスを本体に組み込みます。

ミラーアップレバー以外は特に問題なく、ピントグラスもすっきりし、
シンクロの接点を磨いて仕上がりました。
いよいよ本体に組み込みます。

01a010036.jpg

シャッターの軸に垂直にねじ込む軸をミラーボックスの向かって左側の壁から通してねじ込むのですが、とても厄介です。
このシャフトのネジは、シャッター軸が押されるたびにミラー跳ね上げロックピンを解除方向に押さえるためか、少し歪んでいます。ドライバーが使えないので指先やラジオペンチ使ってちょっとづつねじ込みます。

部品に金属を使っていても、力が加わる部分は歪んだり、磨耗したりしていますねぇ。
ゆがみを修正するのに無理に戻したりすると、ボキッと行ってしまいます。

010110038.jpg

つぎに、底側です。
後幕ギャーにかみ合っているボッチ付きギャーのネジを緩めてはずし、位置を決めます。

写真のように、後幕が戻ったときにボッチのついたギャーがミラー復帰のレバーを蹴る位置にセットします。
ネジを閉め、スプリングをセットして完了です。
posted by masaty at 08:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

ミラーボックスを点検

シャッタースピードを変化させるボッチのついたリングを取り付けます。

先幕ギャーに穴が開いていて、その何れかの穴にボッチがはまり込むようになっています。先幕が走ると、先幕ギャーが回転し、穴にはまったボッチが後幕レバーを蹴って後幕が走ります。
穴の位置は、先幕が出発して、後幕の出発時間を変える為のものです。
うまく出来た構造ですねぇ!

01a010029.jpg

シャッターの軸を差し込みます。

01a010030.jpg

スローガバナーを取り付けて、本体は大体完成です。
シャッタースピードは最後に調整することにします。

本体には随分時間が掛かりました。
シャッター幕交換などの修理代が高いわけです。
修理に時間と労力が掛かった部分は、当然高くなります。
どの部分に時間が掛かるかは、修理をする人でないと解りにくいでしょうね・・・・・・・。


次に、ミラーボックスを点検してみます。

0a1010035.jpg

遮光幕が劣化しています。ピントグラスも汚れているので、
すべて分解して掃除をします。

0a1010034.jpg
ミラーアップレバーが擦れて細くなっているような感じです。
ボキッと行かないか気になりますねぇ・・・・・・。

posted by masaty at 23:57| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

巻き上げと連動するギャーを取り付け、・・・・・・

巻き上げに連動するギャーは2階建て構造です。
巻き上げレバー側のギャーと1階のギャーとが噛み合い、
軸で繋がった2階のギャーが先幕と噛み合っているギャーと噛み合い、巻き上がっていきます。
説明が解り難いでしょうけど・・・・・・。

まず、底のミラーチャージレバーの位置がこの状態にしておきます。
01010020.jpg


次に、1階のギャーをはめ込み、
0a1010021.jpg


01a010022.jpg
続けて2階のギャー。そして連結ピンをはめ込みます。
連結ピンはこの位置ではスプリングによって押し込んだり、戻ったり出来ます。
押し込むと、2階のギャーが連結ピンから外れます。


01010023.jpg
連結させるピンが入り、1階ギャーと2階ギャーが一緒に回転します。


01a010024.jpg
蓋をして出来上がりです。

posted by masaty at 23:58| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

シャッターが切れるか・・・・・・・?

01010009.jpg

左が下の後幕ギャーのボッチをロックするレバー。
右が上の先幕ギャーのボッチをロックするレバーです。
それぞれのギャーをロックするピンを分解するときの写真を参考にして取り付けます。
最初に後幕のロックレバーを取り付け、次に先幕ロックレバーを取りつけます。スプリングはボッチ側にテンションが掛かるようにセットします。

下の写真のようになりました。

01s010015.jpg

レバーがバネによってスムーズに動いています。
シャッターが切れるか・・・・・・?

先幕ギャーを回転させて巻き上げてみます。
0s1010016.jpg

それぞれのレバーがボッチに当たってロックされました。
01s010017.jpg

先幕レバーはミラーアップしたときに押されるわけですが、
このレバーを押し込むと・・・・・・・・?
0s1010018.jpg
先幕が走り、バルブ状態になりました。

次に、シャッターレバーを離すと後幕レバーが手前に押されるのですが、このレバーを手前に戻すと・・・・・・・・?
01010019.jpg
後幕が閉じました。

今日は此処までです。
posted by masaty at 23:52| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

先幕ギャーを取り付けます・・・・・・・。

後幕のギャーが決まりました。
その上に先幕ギャーを乗せます。
先幕、後幕が巻き上げ途中くらいの所でスリット竿が重なるように、親指を使って巻上げドラムをまわします。

01s010005.jpg

この位置で親指を動かさないように固定し、ちょっとしんどいですがずれない様に我慢します。
その状態で先幕ギャーを乗せます。
そのときの位置は、先幕ギャーの裏側のボッチが、後幕ギャーのボッチを押す所です。何度かやらないとうまく行かない箇所です。

01s010006.jpg

はまったら先幕ギャーの軸を巻き上げてみて、スリット竿が重なって巻き上がっていくか確認します。
うまく行けば、先幕を停止させる板を取り付け、一段落です。

01010007.jpg

posted by masaty at 23:51| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

後幕のギャーの位置を決めます。

ブログの写真はデジカメで写して簡単に載せられますね。
エプソンの100万画素CP700Zを使っています。
一番小さいサイズで十分。8Mのメモリーカードで何と100枚以上写せるのです。
マクロは20cmも寄れないのですが、レンズの前に凸レンズを重ねて撮影すると結構細かいところまで写りますね。
下の写真などはそのようにして撮影しています。

01010003q.jpg

この写真は、シャッターが切れて停止した位置です。
上のギャーは先幕用、下が後幕用です。
左の矢印の位置に上下ギャーのボッチが並んでいます。上の先幕ギャーが回転した時、先幕ギャーのボッチが下の後幕ギャーのボッチを押しながら回る構造です。
この状態で時計回りに回転するとシャッター幕が巻き上がっていきます。

右矢印は、下の後幕ギャーの罫書き線の位置です。
土台に左右矢印の位置を合わせるため、線を入れておきます。


01010004q.jpg

まず最初に後幕のギャーを嵌めます。
シャッターの切れた位置に後幕を親指で固定し、赤矢印の合わせマークの位置にギャーのボッチ、罫書き線を合わせて嵌め込みます。
これで後幕の巻上げギャーの位置が決まりました。
posted by masaty at 23:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

いい調子です。

一日放置するとしっかりと貼り付くようです。

さて、幕が歪まずに付いているか確認です。
バネ入りドラムを取り付け、緩めにテンションをかけて固定してみます。

先幕、後幕のスリット竿が共に平行で垂直になっているか・・・・・・?

01010136a.jpg

ご覧の通り、垂直で共に平行になっていました。
幕の寸法をきっちり切り取ること。
ドラムに垂線を引き、その線にきっちりと合わせて貼ること。
ゆっくりと固まるボンドを使う事により、微調整が出来たこと。
特に3番目のボンドが今回一発でうまく行った理由だと思います。。

明日からギャーなどを取り付けていきます。
posted by masaty at 23:41| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

巻き上げ側ドラムに接着してみます・・・・

接着具合が良好なので巻き上げ側にも接着してみます。
巻き上げドラムは本体から外さずにやってみます。
ちょっとやりにくいですが、まず先幕から貼り付けます。
リボンの先に薄く塗り、ドラムにも薄く塗ります。
半がわきになったらドラムに貼り付けます。
リボンは上下同じ寸法に切っているのでドラムの垂線にきっちりと貼り付けます。

01010131s.jpg

次に後幕ですが、先幕のリボンにボンドがつかないようにするため、ドラムにボンドを塗ります。

01010133s.jpg

幕にはボンドをつけず、先幕の下から押し上げてドラム側へ引き上げ、垂線に合わせて貼り付けます。

01010134s.jpg

生がわきの状態なのですぐには貼り付きません。貼り付くまで指で慣らします。
完全に乾くまで明日まで放置することにします。

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posted by masaty at 23:56| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

使いやすそうなボンドです。

このボンドは、ハイスピードタイプとなっています。
でも、溶剤タイプのものに比べると全然慌てなくても良いみたいです。
ですから、ずれた場合でも貼り直す事が簡単です。

竿の接着具合ですが、写真の通りしっかり仕上がっています。
ただ、指についているわずかなボンドが幕に触れると付着して汚れてしまいます。


a01010126.jpg

幕にボンドを薄く塗ってバネ入りドラムと接着します。
先幕は長さが短い方で、幕側に接着。
後幕は長い方で、リボンに接着します。
溶剤タイプのボンドに比べ、固定するのに時間が掛かります。
そのおかげで、逆に微調整し易いです。

a01010129.jpg

先幕用の竿は端の黒塗りが剥がされています。
X接点用のようです。

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先幕が開ききったところで両端がミラーボックスの接点と接触し、ストロボが発光する仕掛けです。

posted by masaty at 23:45| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月17日

無溶剤の接着剤です。

ホームセンターへ行く用事が出来たので、ついでに接着剤を見てきました。
溶剤のタイプは乾くのが早いため、貼り合わせが難しいです。
無溶剤のものは、乾くのがゆっくりでうす塗りもしやすいです。
用途として金属、ゴム、布等の貼り合わせに適しているとの事です。

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シャッター幕にスリット竿を貼り付けて、様子を見ることにします。
posted by masaty at 23:38| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

接着剤がない・・・・・・・・・

シャッター幕も無事寸法通りにカットしました。
スリットの金属竿をあててみるとサイズがきっちりです。

01010124a.jpg

接着剤を塗って竿を押さえるのですが、その接着剤がありません。
G17のようなボンドを使うと、ボンドの厚みで竿を押さえた時に、幕がたわんではみ出てくることがあります。
なるべく薄く塗れて、粘度の低いボンドがよさそうです。

ボンドを探すのに、修理が一時中断です・・・・・・・・。

posted by masaty at 23:38| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

スリットの金属竿

古い幕からスリット用の金属竿をはずし、再利用します。
この竿の端はリベットでしっかり止められています。
リベットを削って取り除きます。
ドライバーの先を使って竿を起こし、幕から取り外します。

01010120a.jpg

起こすときに歪んでしまうのでバイスを使ってまっすぐに修正します。

01010122a.jpg

採寸した寸法通りに幕を切り取ります。
リボンと幕が一体型なので、大体2倍くらいの面積が必要です。
リボンの部分は四角くくり貫くので無駄が残ります・・・・・。

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posted by masaty at 23:05| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

剥がしとったシャッター幕を採寸

剥がしとったシャッター幕です。
経年劣化でひび割れがあり、
リボンもちぎれてしまいそうです。

01010114s.jpg


方眼定規を使うと採寸しやすいです。
ねじれた幕を伸ばしながら上から方眼定規をあてます。

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posted by masaty at 21:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

シャッター幕を取り外します・・・・・・

バネ入りドラムを取り外して、アルコール洗浄。

巻き上げ側のドラムから幕を取り外すためにトップ側、底側のギャーやレバー等を取り外し、ついでに洗浄、注油することにします。

まず、シャッターを切った状態の各パーツの位置関係をデジカメで記録しておきます。

01010105s.jpg

トップ側の写真です。後幕が走ったあと、この状態で止まっています。


01010101s.jpg

底側です。
ミラーをチャージするレバーの位置は、シャッターを切った時、または、巻き上げた時の位置です。

それぞれ確認した後、係止されているレバーやギャーを取り外します。

01010108s.jpg0101011s3.jpg

これで、巻き上げドラムが自由に回転するようになります。
先幕、後幕を取り外します。


posted by masaty at 00:32| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

幕交換が必要です・・・・・・・・

ミラーボックスが外れました。

0101009s9.jpg

思った通り幕が劣化しています。
ライカで交換したのと同じように、幕を作り変えることにします。

01010102s.jpg

一見きれいに見えますが、ドラム側が硬くて亀裂が多数入っており、使い物になりません。
ドラムについて。
向かって右側の筒は、駆動ばねが入っていて、テンションを掛けると幕が巻き取られます。
向かって左側は、巻き上げと同時に幕を巻き取っていくドラムです。

まず、ばねの入っている筒を外してしまいます。
テンションを止めてある針金を外します。

ありゃ?なんと・・・・・・・・・・?

01010106s.jpg

テンションを止めるため、軸に十文字の切れ込みがあるのですが、後幕の方は、2ヶ所破損しています・・・・・・・。
昭和40年の修理のときに潰されたのでしょうか・・・・・・
辛うじて2箇所がなんとか残っています。
なにかポロッと行きそうな感じで不安ですね・・・・・・

posted by masaty at 00:27| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

シャッター幕が貼り付いていました・・・・・。」

ミラーボックスを外すためにトップカバーを外します。
まず、銘板、巻き上げノブ、シャッターダイヤル、巻き戻しノブを外します。

01010092s.jpg

これだけでトップカバーも簡単に外れました。

01010089s.jpg

ミラーーボックスに貫通していて、
シャッター軸に止めてあるシャフトを外すのは厄介です。
ドライバーを斜めにしても緩めることが出来ました。

0101009s7.jpg

底側のネジ4本を外すとガバナーとミラーボックスが外れます。

シャッター幕がドラムに貼り付いて動かない状態で
した。ドラムを軽く回してみると、貼り付いていた幕が動き出しました。

でも、幕はかなり劣化がすすんでいて、亀裂の部分から光漏れが起こりそうです。
posted by masaty at 00:41| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

昭和40年に修理されたのか・・・・・・?

マウント部分が外れると、ミラーボックスが見えてきました。
ちょうどバルナックライカの真ん中にミラーボックスが挟まった設計です。

01010080s.jpg

底蓋を外すと、巻き上げギアーに連動してクイックリターンミラーをチャージする部分があります。ここもAPとそっくりです。
ペンタックスのAPからSVまでの原型になったのでしょう。


APとほとんど同じ形です。

s01010085.jpg

底蓋の内側に『40.3.29 末広』と版が押されています。

01010082s.jpg

このカメラの製造は1955年、昭和29年なので、それから約10年後に修理されたのでしょうか・・・・・・・?
昭和40年といえばペンタックスSPがすでに誕生していました。

posted by masaty at 00:22| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

まったく動きません・・・・・・・・

外観はまずまずですが、
巻き上げレバーが固着していてまったく回りません。

01010077s.jpg

シャッター幕はやはり劣化しています。
また、写真のように途中で止まった状態です。
ミラーも上がったままです。

01010078s.jpg

まず手始めに、マウント部分が外しやすそうなので4本のビスを緩めると・・・・・・、

01010079s.jpg

いとも簡単に外れてしまいました。
こんな小さなビス4本だけでマウント部分が固定されています。
ちょっと不安ですね。
重たいレンズを取り付けた時、ボソッとマウントごと抜けてしまいそう・・・・。
posted by masaty at 00:23| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

外観のきれいなアサヒフレックスUA

オークションで落札した不動品のアサヒフレックスUAです。
レンズはタクマー58ミリ2.4付き。
調べてみると、1955年製造。
半世紀も前に造られたのですね。
日本には、すでにこれだけのものを作り上げる技術があったのです。

01010072.jpg

部品一つ一つが丹精に仕上げられ、とても美しいです。
ボディを手にとって眺めていると、金属加工にかなりの時間と労力が費やされた様子が見えてきます。
レンズは青みかかったコーティングで、カビもなくとてもクリアーです。

明日からまた楽しみです。
posted by masaty at 00:40| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アサヒフレックスUA 2.4型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする