プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2007年02月12日

回転が早くなりました!

ガバナーのバネがちょうど良い強さになりました。

スピードレバーを一番速い100の位置にするとかなり高回転で回ります。
レバーを78くらいで回した五木の子守唄です。tikuon2.wav

女性の声になりました。
速さのバランスがちょうどよさそうですね。

今日は休日で、久しぶりに梅田に出ました。
駅前第2ビルの地下に中古レコードの店があり、そこで、クラシックとポピュラーのSPレコードを見つけてきました。

再生用の針も売っていました。
鉄針は、大体2回位再生したら磨耗してしまい、交換しなければならないそうです。

posted by masaty at 23:43| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

回転が遅いようです・・・・・・。

どうも回転が遅いみたい・・・・・・・。
録音した曲は、五木の子守唄 久保幸江という女性が歌っているそうです。
回転が遅い為、お化けが歌っているように聞こえるとか、女性の声ではないとか言われました。

ガバナーが回転すると、おもりが遠心力で伸び、円盤が速度レバーに接触するようになっています。
その抵抗が大きくなると回転が遅くなります。
一番速度が速い位置でこのスピードですから、抵抗が大きすぎるのでしょう。

ポイントカードでは、遠心力で伸びる板バネとしては弱すぎるようです・・・・・・。
もう少し曲がり難くしなければならないようですね。

弾力性のあるピアノ線を輪にして、板バネを補強してみます。

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針金状ですが、弾力性があります。輪にして、ニッパーで曲げることも出来ます。

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おもりの間に通して、端と端に巻きつけて止めます。
ポイントカードの板の時よりも随分硬くなりました。

3本ともに巻きつけて、ガバナーが出来上がり。
今度は、バネが強すぎないか心配です・・・・・・・。
posted by masaty at 23:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

OSAKA JAPAN の文字が・・・・

キャビネットが相当傷んでいたので、
ばらしてから木工ボンドで補修しました。

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分解すると錆び錆びのレコード針が大量に出てきました。
これもヤスリで磨いて使えるかも・・・・・。
蓋の裏には鏡が付いていて、音楽を聴きながらレコードの回転する様子が見えるようになってるのでしょうか。凝った作りですね。

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ボンドが乾き、箱を組み立てると完成です。

ターンテーブルの横にネームプレートが付いていました。
汚れがこびり付いて字が見えにくかったので磨いてみると、

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なんと、OSAKA JAPAN .LTD CHUO
と言う字が浮き上がってきました。

大阪のメーカーが作ったものだったのですね。
今はその会社どうなっているのでしょう??

posted by masaty at 23:08| 大阪 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

音が出ました!

実家の母は昔、日本舞踊をやっていたので蓄音機とレコードを持っていました。蓄音機はどうも家を改装した時に棄ててしまったようです・・・・・。
レコードは舞踊の曲ばかりですが大量に出てきました。
その中から程度のよさそうなものを持ってきました。

サウンドボックスを取り付け、いよいよ再生します。

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tikuon.wav ←クリック!再生音が聞けます

ノイズが多く、回転ムラもあります。
でも、電気を使わないのにそこそこの音量が出るのですね。感動です・・・・・。
posted by masaty at 23:55| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

補修した振動板でサウンドボックスが完成しました。

新品の針が蓄音機の中から見つかり、これを本体に取り付けました。

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聞くところによると、レコードを1回再生したらすぐに擦り減ってしまうそうです。
金属の針のほか、代替素材として、竹やサボテンの針もあるそうです。

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振動板は2枚のパッキンの間に挟んで、本体にはめ込みます。
針の付いたパーツの端が丁度振動板の中心に来きます。
ここで、振動板の中心に穴を開け、この端とネジで止めました。

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針と振動板はこのパーツを介して繋がりました。
針先を触ってみると、サウンドボックスからガサガサと引っかかる音が増幅されて聞こえてきます。

実家の物置にSPレコードがあると言うことで、明日もらって来て鳴らしてみる事にします。
posted by masaty at 23:06| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月06日

振動板の補修

サウンドボックスの部品すべて、かなり傷んでいます。
針を止めるパーツはリングの端に止めるのですが、
針がレコードの溝をトレースし、その時の振動を伝える為、抵抗無く動くように調整しました。

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破れた振動板もオークションなどで売られていますが、
今回、これも修復することにします。
丸く膨らませるためにカメラの凸レンズや、
マウスのボールを使い、
歪んだ振動板をを乗せて形を整えました。


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破れて穴の開いた箇所に分厚目のアルミ箔を表と裏から貼り付けました。
posted by masaty at 23:14| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

サウンドボックスを分解します。

ターンテーブルは動くようになりました。
次に、振動板が入っているサウンドボックスをはずしてみます。

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振動板の中心が破れ、針を取り付けるパーツが無くなっていました。
共鳴箱の中を探してみると、錆びた針や、埃の中から出てきたのです。
右下の部品です。

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裏側です。
アメリカ製のようです。
分解してみました。

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針を取り付けるパーツが外れた時に振動板の中心が破れてしまったのでしょうか。
posted by masaty at 23:37| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

ガバナーが回転しました。

おもりを取り付たバネを3箇所固定し、
ガバナーが完成しました。

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本体に取り付け、ぜんまいを巻くと、

IMG_1880.jpg

回りました!

おもりの付いた板バネが、

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こんな感じで動きます。

スピード調整レバーを動かします。
レバーで円盤をを左の方向に動かすと、レバーの先についているfェルトが円盤との摩擦でスピードが遅くなりました。
また、右側にレバーを動かすと、円盤との摩擦が少なくなり、回転が速くなりました。

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posted by masaty at 23:45| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

ガバナーを修理します。

折れた板バネを探すのですが、なかなか見つかりません。
また、技術系の友人に聞いたのですが、板バネに穴を開けたり、寸法通り加工するのも大変だと言う事です。

オークションでガバナーが出品されていますが、当時のままの古い部品なので、耐久性が心配です。
また、この蓄音機に出費した金額の数倍もするし……。


例によって代替素材でやってみる事にしました。

ポイントカードと釣り糸。頂き物なので材料費はタダでした。

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板バネと同じ寸法にカットします。
穴も同じ位置に開けます。
プラ素材なので板バネほどではありませんが復元力があります。
穴も簡単に開きます。
強度が低いので、ちぎれないように釣り糸で補強しました。

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釣り糸はボンドで貼り付けただけです。
おもりを取り付けます。これを3個作って取り付ける事にします。

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posted by masaty at 23:47| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

蓄音機のガバナーの構造

ターンテーブルの回転ギャーにこのガバナーが繋がっています。
ターンテーブルの回転と共にガバナーも回転します。

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ガバナーが回転すると、おもりが遠心力で外側に伸びます。
親指で押している円盤の位置によっておもりの伸び具合が変わり、
ガバナーの回転スピードが変わるのでしょう。

ターンテーブルの横に速度調整レバーがあります。
このレバーを遅い方向に倒すと、

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レバーが赤矢印方向に動き、円盤、おもりも矢印の方向に動くのだと思います。

早い方向に倒すと、

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それぞれが黄矢印のように動くのでしょう・・・・。と思います。
このガバナーの働きによって、カメラと同じように
ターンテーブルの回転を微妙に早くしたり遅くしたり出来るんでしょうね。
posted by masaty at 23:53| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

ターンテーブルの裏側です。

ターンテーブルを裏返して観察です。
なぜ回転しないのか・・・・・?

ターンテーブルの軸のギャーに繋がっている部品が壊れています。
ガバナーという部品だそうです。

カメラでもシャッター速度を調節するガバナーと言う部品がありますが、
蓄音機でもこの部品で回転速度を調速するのでしょう。

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ガバナーを取り外してみます。

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5センチほどの板バネの中心におもりが止められ、板バネの端が円盤と軸に止められています。3箇所のうち、2箇所は板バネが破損していました。

ガバナーを外したままターンテーブルのレバーをさわっていると、
ロックが外れて、勢い良く回り始めました。

ぜんまいは切れていなかったのです。
粗大ごみになる可能性はやや低くなりました・・・・・。
posted by masaty at 23:57| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

この間買ってきたジャンクの蓄音機です。

ちょっと前に紹介しました
http://masaty.seesaa.net/archives/20070122.html
フリーマーケットで手に入れた蓄音機・・・・。
これが気になって気になって・・・・。
あまりにもボロボロなので機械部分がとても心配だったのです。

とにかく中をあけて確かめてみます。
ターンテーブル部分の回りに押さえてある枠を外すと・・・・?

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簡単に持ち上がりました。
メカ部分は結構綺麗ですね。

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ターンテーブルの下には、共鳴箱が・・・・・・

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渦巻状になってますね。
ラッパ型蓄音機のラッパ部分をコンパクトにケースの中に収め、
小型化を図ったのでしょう。
当時の広告には、行楽のおともに・・・・と書いてあります。
しかも、
手漕ぎボートの上で音楽を聞いているシーンの写真入りです。

蓄音機がポータブルになったのは画期的だったのでしょうね。

でも、行楽のおともに蓄音機を持ち出すとは・・・・・・。
当時の人は皆、かなりの力持ちだったのでしょう・・・・・・。

posted by masaty at 23:38| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 番外! 蓄音機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする