
最後に底側にチャージ用スプリングと絞込みレバーの付いたリングを回転させるスプリングを取り付けます。
いよいよテストです。
巻き上げてシャッターを押すと、あの複雑な行程が一瞬にして終了しました。
ニコレックス35やレチナフレックス、コンタフレックスはシャッターを切った後ミラーが上がりっぱなしになりますが、
コーワはもう一行程増えて、最期にミラーが降りてきます。
何度見ていても不思議です。飽きない構造ですね。
ふーせんさんが仰ってたように、当時のこんなアナログ的メカを、もはや造れなくなっているんですね。
今では、コンピューターで設計し、簡単にデジタル化してしまう。
高性能ですが何か虚しい……。