高速シャッターでの幕の開き具合が心配でしたが、
ムラもなく安定しています。
スローダイヤルの回転によってシャフトを押し込むのですが、
低速になるにつれて、押し込み量が大きくなります。
先幕のピンがあたってガバナーで緩速され、外れると後幕がスタート。
押し込み量に応じて外れる時間が調整されます。
ボディシェルを取り付けます。
フイルム押さえに上下があります。
下部分はフイルムを滑り込ませるため、斜めにカットされています。
最後に距離計の調整です。
向かって左は偏角プリズムで、回転させて上下のズレを調整。
マイナスドライバーで奥にあるマイナス螺子を回して
左右のずれを調整。
ライカなどの機械式カメラは、
分解して調整すれば、再び生き返ります。
何十年も使い続けることが可能です。
最近のデジタルカメラではきっと不可能でしょうね。