プロフィール
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カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
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2009年02月01日

ラミレスの修理

今回もラミレスのお話です。

名器と言われながらも、使われていた素材に驚きました。

フレットを外したときは真っ黒の指板でしたが、
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カンナで削ると木目が現われてきたと言う事です。
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この写真は修理中に写していただいたものです。

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クラシックギターの指板には一般的に黒檀が使われています。
このラミレスは安物が使われていたのでしょうか……?

この楽器が作られた1980年前後、年間にかなりの生産台数だったそうですから、材料の調達も大変だったのでしょう。

でも素材はともかく、大量に作られたすべてのラミレスは皆同じ音色だと言うことから、やはり名器と言われるのでしょう。

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最高素材の黒檀を貼り付けられ、フレットの溝が付けられる前です。

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うっすらと継ぎ目が見えますが、ほとんど判りません。
フレットの仕上げが美しく、最高の仕上がりに大満足です。
庄司さん、http://homepage3.nifty.com/shoji-guitar/ありがとうございました。


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posted by masaty at 23:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ギターのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月30日

ラミレスが仕上がってきました!

お願いしていた通りの仕上がりです。

ハイポジションの低音弦が楽々!
信じられないくらい弾きやすい楽器になりましたよ。
なにか別の楽器を触っている感じです。
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ラミレスはガンガン鳴らす楽器ですが、音がびびらないように弦高を高くしてあります。
そのため、左手に自然と力が入り、右手も力んで弾く癖がついてしまいました。
これからは力まず、リラックスして練習できそうです。

posted by masaty at 23:23| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ギターのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

ラミレスを修理依頼

いつも調整をお願いしている製作家の庄司さんです。

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今回の修理も弦高を下げるのが目的です。
ブリッジはこれ以上、下げられないので、
指板を高くする事になります。

そのためにはフレットを外し、もとの指板を削り込み、
その上に黒檀の板を乗せるそうです。

早速フレットが外されました。

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仕上がってくるのが楽しみです。


posted by masaty at 23:04| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | ギターのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

ホセ・ラミレス

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ラミレス。
ジャイアンツのラミレスではありません。
トップページの
https://masaty.up.seesaa.net/image/image.jpg
スペインのホセ・ラミレスというギターです。

実は、ギターとの付き合いの方がカメラよりも長く、
プロを目指そうか?なんて思った頃もあったのです。
今から26年前、同じ門下生の友人と共にスペインへ。
今は亡き著名なギタリストで、ホセ・ルイス・ゴンザレス氏のレッスンを受けることができました。
http://www.geocities.jp/t911masa/spainkikou.html

ホセ・ルイスの演奏するラミレスの音色に惹かれ、
マドリードでラミレスを買ってしまいました。
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http://www.geocities.jp/t911masa/newpage4.html

1981年製。弦長660o。
日本人の手の大きさにしては660oはちょっときつい長さです。
最近のギターは10mm短い650mmが一般的です。

また、弦を弾く左手のタッチがどんなに強くても、
音がびびらないように弦高(指板から弦の距離)が高くなっています。
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特に高音のポジションで低音弦にかけて異常に高いです。
ラミレスは弾きにくいギターの代名詞になっていて、
最近、あまりコンサートでは見かけません……。

数年前、親しくお付き合いさせていただいている製作家にお願いし、ブリッジ(表面板側の弦を留めてある部分)を限界まで下げてもらいました。
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弦高が12フレットで1mm近く下がり、ずいぶん押えやすくはなりましたが……。
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最近では歳を取ったのか、左手がやはりしんどいです……。
本来、左手は力を抜き、軽くしっかり押さえる訳ですが、
ラミレスでは、どうしても力が入りすぎてしまいます。

調整してもらったとは言え、標準的なサイズにはほど遠い寸法です。
今後、年齢を重ねていくにつれて、力が弱くなるのは確実。
再修理をお願いすることにしました。



posted by masaty at 00:06| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ギターのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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