プロフィール
11.jpeg

カメラとの出会いのきっかけは大阪万博。
マサティ少年は、オリンパスペンEES-2で撮りまくったのです。
名前:マサティ
年齢:多感な時期に大阪万博を体感
性別:男
ウェブサイトURL:http://www.geocities.jp/t911masa/
一言:クラシックギターも大好きです!!
image.jpg
よろしかったらクリックお願いします
にほんブログ村 写真ブログ クラシックカメラ・クラシックレンズへ
banner2.gif

2009年01月10日

シャッターユニットが完成

シャッターチャージリングを取り付けます。
このリングは常に筒の周りを回転するため、
洗浄後、潤滑剤を塗布しないとシャッターが不調になります。
モリブデングリスを使っていますが、結果は良好です。

IMG_4966.jpg



posted by masaty at 00:11| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

シャッター羽根の組み込み

暮れからずっと修理をサボっていました。
サボり癖がつくと、なかなか調子が戻りませんね…。
今年は無理しないでマイペースでやろうと思っています。

ミノルタフレックスのシャッターユニットも
羽根を磨いたまま2週間近くなります。
今日から組み立てです。

セクターリングのピンに羽根を順番に嵌め込みます。
これには少々コツが要ります。
羽根が落ち込まないように中心にボタン電池やコインを使って高さを合わせた台を置くと組み込みやすいです。

シャーシに嵌め込み、動きを見ます。
IMG_4962.jpg
矢印の方向にピンを動かすと、

セクターリングが回転して羽根が開きます。
IMG_4963.jpgIMG_4964.jpg

離すと、バネの力で元に戻り、羽根が閉じます。
波打ったシャッター羽根でしたが問題なくスムーズに作動。
posted by masaty at 22:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月26日

ガバナーに注油

IMG_4951.jpg
ユニットを分解しました。
ガバナーを分解して洗浄します。

カメラに注油してはいけない!
よく言われますが、実際注油しなければいけない場所もありますね。

IMG_4955.jpg
特にガンギ車、矢印のアンクルを止める軸受け部分です。
注油なしでそのまま組み立てると、やはり動きが悪くなるときがあります。
注油というよりも、
精密ドライバーのさきにちょっとだけ含ませた油をスッと塗る感じで充分です。

波打ったシャッター羽根……。
IMG_4960.jpg
戦後間もない頃ですから、技術的に大変だったのでしょう。
この程度なら精度に影響はないと思います……。

絞り羽根も分解掃除。
IMG_4961.jpg
これで羽根の粘りは無くなります。
posted by masaty at 23:24| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

コンパータイプのシャッター

矢印のロックを回転させると文字板が外せます。
IMG_4940-1.jpgIMG_4941.jpg

シャッターダイヤルを外します。

IMG_4946.jpg
コンパータイプですね。特徴ある溝が見られます。

ユニット裏側の
ビスを3本外すとメカが抜き取れます。
シャッター羽根が現われました。

IMG_4949.jpg
posted by masaty at 10:16| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

シャッターユニット分解

シャッターユニットはシンクロコード以外、
本体と連動していないので簡単に外れます。

IMG_4935.jpg

シャッター羽根は開いたまま……。
IMG_4939.jpg

絞り羽根の動きも硬くて動きが悪いです。




posted by masaty at 10:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

研磨しました。

水で溶いた酸化セリウムを平らな硬質ウレタンに染ませて、
様子を見ながら擦ります。

IMG_4971.jpg

表面を削り落とすわけですから心配なのです……。

ご覧のとおり。
IMG_4974.jpgIMG_4931.jpg

スッキリと透き通っています。
こんなに綺麗になるのですね。
しかし、擦りすぎにはご注意!
posted by masaty at 23:38| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

酸化セリウム

カビキラーを使ってクモリを除去と思ったのですが、
カビではなかったのです……。

IMG_4969.jpg

表面を良く見ると、何かガサガサになっているようです。
光学会社社長によると、コーティングの劣化だそうです。

クモリを取り除くには研磨して再コーティングですが、
コストが掛かりすぎるため、研磨剤だけ頂いてきました。

IMG_4970.jpg

きな粉のようですが、酸化セリウムというガラス研磨剤。
水で溶いて、根気よく均等に擦れば良いそうです。
posted by masaty at 00:38| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

後群レンズもモヤモヤ……。

S−KONAN RAPIDというシャッター。
レバーを押し上げてチャージします。
IMG_4928.jpg

シャッターボタンは無く、押し上げたチャージレバーの先を
チャージと反対方向に押すとシャッターが切れる構造です。
IMG_4929.jpg
シャッター速度1/2に設定しているので、ガバナーに引っ掛かり、
開放のままになっています。

シャッターはともかく、レンズの曇りが気になります……。

ユニットを外してみましょう。
IMG_4927.jpg
フイルム室から覗いてみました。
フード、後群のレンズが締め込まれています。
フードを外せば、ユニットが外れる筈ですが、カニ目外しニッパーが入りづらいので、レンズを先に外します。

硬く閉めこまれている場合もあります。
IMG_4930.jpg
このミノルタは簡単に緩みました。

IMG_4931.jpg

しかし、酷い曇りです……。

posted by masaty at 23:45| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

修理依頼

今日、知人が珍しいミノルタの2眼レフがあると言って、
持って来ました。
知人と仲の良い古物商から「ちょっと見といて。」と言われて預かったそうです。
『ちょっと見といて』とは、どう言う意味なのか…。
本人は、もう「頂いたんだ。」と言っていましたが…。
こんな調子で沢山カメラを預かっているそうです。

今回持ち込まれた2眼レフは、裏蓋の開閉が2重ロックでないところからミノルタフレックスUのようです。

IMG_4924.jpg

製造されたのが1950年でから、60年近く経っています。
さすがにシャッターは作動しません。
レンズは白く濁っています。

千代田光学のマークが見られます。
また、ミノルタカメラのシールもきれいに残っていました。
IMG_4926.jpg
posted by masaty at 23:44| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミノルタフレックスU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。